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» 2008年08月26日 07時00分 UPDATE

8月16日〜8月22日:5分で分かる、先週のモバイル事情

ソフトバンクモバイルがカシオ計算機と携帯電話の供給で合意したと発表。最初の端末は2008年に登場するという。6月の携帯・PHSの出荷台数は11カ月ぶりに500万台を突破。ドコモ、KDDI、日本通信は法人向けの新サービスを発表した。

[ITmedia]

ソフトバンクモバイルにカシオ端末――2008年に登場

 ソフトバンクモバイルは8月19日、カシオ計算機と携帯電話端末の供給で合意したと発表した。初の端末は2008年内に発売する予定とし、開発と製造は、カシオ計算機と日立製作所の合弁会社、カシオ日立モバイルコミュニケーションズが担当する。

 ソフトバンクモバイル向けのカシオ端末供給については、孫正義社長が8月5日の決算会見ですでに「カシオ計算機の端末も登場する」とコメントしていたが、端末の投入時期や仕様などの具体的なことについては明かされていなかった。

 カシオ計算機は現在、au向けにCDMA2000 1X端末を供給しており、防水タフネスケータイ「G'zOneシリーズ」が人気を博している。プリセットコンテンツの重要性に早くから着目したことでも知られ、ユニークなペンギンのコンテンツを搭載した「W41CA」は大ヒット端末となった。

6月の携帯出荷台数、11カ月ぶりに500万台超え

 8月18日、電子情報技術産業協会(JEITA)が6月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた総出荷台数は522万8000台で、2007年7月以来の500万台超えとなった。

 携帯電話の出荷台数は508万5000台で、前年同月比102.1%と5カ月ぶりに増加したが、4月から6月までの3カ月間の累計で見ると、出荷台数は携帯電話が1156万9000台と前年同月比では90.1%にとどまっている。

 携帯電話の出荷台数は、各キャリアが端末価格を引き上げる代わりに通信料金を割り引く料金プランを導入して以来、伸び悩む傾向が続いている。メーカー各社は2台目需要の喚起や海外展開などの施策で歯止めをかけたい考えだ。

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携帯電話 | JEITA | 海外展開 | PHS | 2台目


KDDI、ドコモ、日本通信が法人向けサービス

 法人向けビジネスが活気づく中、KDDI、NTTドコモ、日本通信が法人向けサービスを発表した。

 KDDIは、auケータイから企業内LANに接続可能にするリモートアクセスサービス「CPA(cdma Packet Access)」の新料金プランを発表。これまでは、契約回線の速度に応じた基本料金(3万1500円から)しか選択できなかったが、新たな料金プランでは接続する端末(au携帯電話)の数に応じて基本料金が決まるようになった。1 ID〜10 IDまでは無料、10 IDを超えた場合はIDの利用数に応じた基本料金(525円/ID)となり、小規模オフィスでの導入がしやすくなった。

 NTTドコモは、Bluetooth対応のデジタルペンと携帯電話を活用した法人向けASPソリューション「MobilePenサービス」を9月1日から提供すると発表。手書きデータをデジタル化し、その場でサーバへ送信できるのが特徴で、金融商品の申し込み受付業務や保守点検などの作業報告業務、アンケート業務などを手がける業界に訴求したい考えだ。

 日本通信は、ドコモのFOMA網を利用したデータ通信サービスの第2弾となる「I・Care3G」(アイ・ケア3G)を発表。同社が法人向けに提案する「ジャスト・フィット定額料金」を採用したPCデータ定額サービスで、企業によってモバイル・データ通信の使い方や使用するアプリケーションが異なる点に着目し、各企業に最適化した定額料金を提案する。

ワンセグの新たな用途を提案――讀賣テレビ、ドコモら5社がエリア限定ワンセグの実証実験

 4月1日にワンセグの非サイマル放送が可能になったことを受け、通信キャリアやテレビ局が“ケータイ独自のワンセグ放送”のあり方を模索する中、讀賣テレビ、ドコモら5社がエリア限定ワンセグ放送の実証実験を実施すると発表した。

 エリア限定ワンセグ放送は、限られた場所向けにオリジナルのワンセグ番組を配信するもので、今回の実証実験では、讀賣テレビの夏休みイベント「わくわく宝島2008」と、野外の音楽イベント「RUSHBALL 2008」向けに、イベントと連動した番組配信を行う。来場者は手持ちのワンセグ対応携帯電話で番組を試聴可能。視聴にあたってはチャンネルの設定が必要となるが、ドコモ端末向けには2次元バーコードやFeliCaを使って容易にチャンネル設定できる仕組みを用意するという。

 なお、わくわく宝島2008の会場では、オフィスビルなどが林立する複雑な空間でエリアを確保するため、IPネットワーク経由でワンセグコンテンツを伝送する新たなアンテナ分岐・拡張方式を導入。また、同会場向けのオリジナル番組は、会場で展開するお笑いライブなどの生放送と事前に制作した番組を織り交ぜた新しいスタイルのものになるという。

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