ソフトバンクモバイル端末のランキングは、変動こそ多少はあるものの顔ぶれに変化はない。
首位は前回と変わらず「iPhone 3G」が獲得。iPhone 3Gの16Gバイトモデルは連続首位記録を「10」の大台に乗せ、キャリア総合ランキングでも10位に留まっている(前回は8位)。
続いて2位にSamsung電子製の「821SC」(前回4位)、3位にシャープ製の「AQUOSケータイ 923SH」(前回2位)、4位にパナソニック モバイル製の「820P」(前回2位)、5位に東芝製の「かんたん携帯 821T」(前回8位)が入った。
ソフトバンクモバイルも、シニアユーザー向け端末「かんたん携帯 821T」が5位に浮上した。今回はドコモ、au、ソフトバンクモバイルともにシニアユーザーをターゲットにした機種が順位を上げ、ひとまず敬老の日小商戦は順当に推移したようだ。
821Tといえば、ドコモと富士通が2008年3月に「らくらくホンに似すぎている」とソフトバンクモバイルと東芝に対して製造、販売等の差し止めを求める仮処分命令の申し立てを行った「らくらくホン酷似係争」(7月のらくらくホンVの発表時も進展コメントはなかった)がある。両者、識者ともにいろいろな考え方があるが、携帯ショップ店員がかんたん携帯 821Tを「ソフトバンク版のらくらくホンです」と説明していたのがこの係争のポイントの多くを物語っているように思う。
イー・モバイル端末のランキングは、新機種の登場にともないやや大きな変動があった。
首位は前回と変わらず7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末「D02HW」が獲得。続いて2位に、USBスティック型の「D11LC」、3位にExpressCard型端末「D03HW」、4位に音声サービス対応の「H11T」、5位にPCカード型端末の「D02NE」が入った。
今回は、長らく上位を占めていた7.2Mbps通信対応端末の一角をさらに崩し、USBスティック型のD11LCが2位に浮上した。また、7.2Mbps通信に対応したUSBスティック型新機種「D12LC」も、初登場で7位に食い込んだ。
そのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.