パンツのケータイも“N”だった?ふぉーんなハナシ

» 2009年06月24日 17時48分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 「ノブレス携帯」

 近未来的な「ノブレス携帯」が登場することで+D Mobileでも注目を集めたアニメ「東のエデン」ですが、すでにお伝えしたとおり、ノブレス携帯はNECが開発したコンセプトモデルがベースになっています。さらに同作品にはNEC製端末がさりげなく登場しており、編集部ではストーリーの行く末とともに“どのキャラクターがどのモデルを使っていたか”が話題になってきたワケですが、とりわけ関心を集めたのが、通称“パンツ”こと板津豊のケータイ(第9話に登場)でした。

 引きこもり生活を続けてきた板津のケータイはかなり旧式。形の雰囲気から“N”端末であることは予想がついたものの、モデル名までは見当がつかず、筆者(と、複数の編集部員)は仕事そっちのけで過去のリリースをあさる事態に。結局、「NECに聞いた方が早い」ということになりました。

 NECによれば、板津のケータイのベースになっているのは2001年4月に発売した折りたたみ型端末「N210i」とのこと。よ、予想以上に古い……。同モデルは、ボディ背面に楕円形のサブディスプレイを備えるほか、16和音の着信メロディに対応しています。メインディスプレイは約256色のSTN液晶で、解像度は120×127ピクセル。そういえば、昔のケータイのディスプレイって、正方形に近いものもありましたね……着信メロディも、“うた”じゃなくて“和音の数”を気にしてました……ケータイの進歩をしみじみ感じます。

photo 「N210i」。カラーはグラマラスシルバー、シフォンパープル、アクアティックブルーの3色

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