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» 2013年04月08日 16時11分 UPDATE

ドコモ、応答時間最大半減のクラウドサービス新技術

NTTドコモは、4月8日にクラウドサービスに関する新しいサーバ管理技術を発表した。仮想化技術を使用しないことで、応答時間の削減を図っているのが特徴だ。

[長浜和也,ITmedia]

 NTTドコモが発表した新しいサーバ管理技術では、クラウドサービスにおける応答時間を最大で半減することが可能になるという。ドコモは、この新技術を応用可能にするため、ソースコードをクラウドサービスを提供する開発団体「OpenStack」に提供し、4月4日に公開したGrizzlyの最新バージョンで利用できる。

 従来、OpenStackが提供してきたサーバ管理技術では、1台の物理サーバで複数の仮想サーバを動作して、この仮想サーバにユーザーが利用するクラウドサービスを割り当ててきた。今回、ドコモが開発したサーバ管理技術では、仮想サーバを利用せず、クラウドサービスに物理サーバを直接割り当てる。応答時間が長くなる原因となる仮想サーバを利用しないため、クラウドサービスの応答時間を約10〜50パーセント改善できるとドコモは説明している。

 なお、ユーザーが利用するクラウドサービスの負荷状況に合わせて、仮想化サーバと物理サーバと切り替えて割り当てることも可能だ。また、仮想サーバ向けのOpenStack APIと新しいサーバ管理技術で使うAPIは互換性があるため、従来から仮想サーバの制御に使ってきたプログラムを物理サーバを利用するプログラムでも変更せずに流用できるとしている。(記事掲載当初、応答時間とすべき箇所で表現に誤りがありました。おわびして訂正いたします)

kn_docomoserver_01.jpg ドコモが開発した新しいサーバ管理技術では、クラウドサービスを直接物理サーバに割り当てることで、応答時間を最大で半減することが可能になるという

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