米調査会社Strategy Analyticsは8月1日(現地時間)、第2四半期(4〜6月)の世界でのスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。OS別のシェアでは、米GoogleのAndroidが前年同期比で10ポイント伸び、総出荷台数の約8割を占めた。
総出荷台数は47%増の2億2960万台だった。Androidは、特に米国、中国、ブラジルで、幅広い価格帯の端末が売れたという。米AppleのiPhoneは販売台数を20%伸ばしたが、市場シェアは2010年の第2四半期と同レベルに減った。
Windows PhoneはフィンランドNokiaのLumiaシリーズに支えられ、0.3ポイントシェアを伸ばし、3.9%というここ3年間で最も高いシェアを獲得した。Windows Phoneがさらにシェアを伸ばすためには、OSのライセンス料の検討と、8コアCPUなどの先進技術のサポートが必要だとStrategy Analyticsは指摘する。
OS名 | 2012年Q2出荷台数 | 2012年Q2シェア | 2013年Q2出荷台数 | 2013年Q2シェア |
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Android | 108.7 | 69.5% | 182.6 | 79.5% |
iOS | 26.0 | 16.6% | 31.2 | 13.6% |
Windows Phone | 5.6 | 3.6% | 8.9 | 3.9% |
その他 | 16.2 | 10.4% | 6.9 | 3.0% |
合計 | 156.5 | 100% | 229.6 | 100% |
(資料:Strategy Analytics) |
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