フルHD「IGZO」+3辺狭額縁設計のコンパクトボディ――「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」カラフルな4色

» 2014年01月22日 10時00分 公開
[村上万純,ITmedia]

 KDDIは1月22日、2014年春モデルとしてシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」(レビューまとめはこちら)を発表した。ディスプレイの3辺の縁を細くする狭額縁設計技術により、4.5インチディスプレイを搭載しながら若者や女性が手に取りやすく、片手でも操作しやすいボディを実現した。

photo 「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」

 ディスプレイは解像度がフルHD(1080×1920ピクセル、487ppi)表示のIGZO液晶で、画面占有率は75%。人間の知覚に近い色相、彩度、明度を調整する「HSV色空間対応」、周囲の明るさや時間帯など状況に応じて自動で画質を調整する「ユースフィットモード」なども備える。

 本体サイズは約63(幅)×124(高さ)×9.9(厚さ)ミリ、重さは約115グラムで、KDDIの2014年春モデルで最もコンパクトで軽量なボディなのも特徴。カラーバリエーションは、ピンク、ブルー、イエローグリーン、ホワイトの4色展開で、背面は手になじみやすいラウンドフォルムだ。

 OSにはAndroid 4.2を搭載し、プロセッサーはQualcommのSnapdragon 800シリーズ「MSM8974」(2.2GHzクアッドコア)を採用した。背面に備えた有効約1310万画素CMOSセンサー搭載のメインカメラは、F1.9の明るいレンズ「BrightEye」と新しい画像処理技術「NightCatch」を採用し、暗所の撮影に強い。デジタルズーム時の画質の粗さを軽減する「美ズーム」機能も搭載している。有効約120万画素のインカメラは、端末正面右下に配置。インカメラのすぐ上にはタッチ式のボリュームキーがレイアウトされている。

 防水(IPX5/IPX7)、テザリング、ワンセグ、赤外線、おサイフケータイなど各種機能も充実している。フルセグや防塵には対応しておらず、容量2120mAhのバッテリーは取り外しができない。通信面では下り最大150MbpsのLTEに対応し、KDDIが提供するトリプルバンドもサポートしている。

photo カラーバリエーションは、ピンク、ブルー、イエローグリーン、ホワイトの4色
photophoto 女性や若者向けにコンパクトでカラフルなカラーをそろえた
photophoto 端末上部と底部
photo 左側面
photo 右側面
「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」の主な仕様
機種名 AQUOS PHONE SERIE mini SHL24
OS Android 4.2
プロセッサー Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.2GHzクアッドコア
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約63×124×9.9ミリ(最厚部10.3ミリ)
重さ 約115グラム
連続通話時間 約980分
連続待受時間 LTE:約510時間、3G:610時間
バッテリー容量 2120mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS
インカメラ 有効約120万画素
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 約4.5インチフルHD(1080×1920ピクセル)IGZO液晶
ボディカラー ピンク、ブルー、イエローグリーン、ホワイト
主なサービス・機能 防水(IPX5/IPX7)、Bluetooth(4.0)、Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、テザリング、国際ローミング(LTE、GSM、GPRS、UMTS)、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、ワンセグ(録画可)、赤外線 ほか
発売日 2月下旬

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