NTTドコモのシャープ製スマートフォン「Disney Mobile on docomo SH-02G」は、ディズニーの世界観とハイスペックさを両立したモデル。同じく2014年冬春モデルとして発表された「AQUOS ZETA SH-01G」と同等のスペックを誇っており、ディズニースマホの夏モデル「Disney Mobile on docomo SH-05F」と比べると、画面サイズが5型から5.5型になるなどの進化を見せている。
ボディカラーはSparkling White、Light Pink、Ice Blueの3色。背面にはオーロラカラーのミッキー&ミニーのシルエットがあしらわれている。端末側面の下部にLEDを搭載しており、500通り以上のイルミネーションを設定することが可能。イヤフォンジャックに挿して使える光るスマホピアス(本体同梱)も継承しており、メールや電話の着信・受信時などに設定した色に光る。イルミネーションは、専用コントローラーアプリ「ディズニー・イルミコントローラー」を使って色や光り方などを設定できる。
SH-02Gでは、「ティンカー・ベル」「塔の上のラプンツェル」「アナと雪の女王」「ミッキー&ミニー」というディズニー4作品のライブ壁紙を用意した。ホーム画面でイルミネーションがきらめき、画面をスライドすると奥行きのある演出を見ることができる。また、スマホピアスを挿すと、アナと雪の女王、オラフ、ミッキーマウス&ミニーマウスの3Dアニメーションがランダムで再生される。画面をオンにした際に画面全体にイルミネーションが表れる「EDGESTエフェクト」は20回に1回ほどティンカー・ベルが表示されるレアなエフェクトがあるそうで、ドコモ発表会場にいた説明員は「購入したらぜひ試してみてください」と話していた。
音楽やボイスとして、アナと雪の女王の主題歌「Let it go(イルミアレンジバージョン)」や各作品のキャラクターのセリフ、カメラのシャッター音としてドナルドのボイスを追加したりと、目だけでなく耳でも楽しめるコンテンツを充実させた。
ディズニーマーケットに登録すると、無料で100以上のアプリと3万以上のコンテンツが楽しめる。また、アナと雪の女王の映画全編を抽選で1万人に無料配信する。説明員によると、「『Let it go』のカラオケアプリの提供も予定しています」ということだ。
スペック面も妥協していない。ディスプレイには5.5型で1080×1920ピクセル表示のIGZO液晶を搭載し、3辺狭額縁技術「EDGEST」を採用。2.3GHz駆動のクアッドコアプロセッサ、光学式手ブレ補正を採用した有効画素数約1310万のメインカメラ、ハイレゾリューション音源の再生など、SH-01Gと同等のスペックを誇る。端末がユーザーに話しかける「エモパー」や、Wi-FiとLTEの同時接続など、今回新たに搭載された機能にも注目したい。
もちろんおサイフケータイ、ワンセグ/フルセグ/NOTTV(それぞれ視聴するには同梱の外付けアンテナが必要)、赤外線、急速充電、VoLTEなど各種機能に対応し、防水性能も備える。ディズニーの世界観を保ちつつ、スペックには妥協したくないというユーザーのニーズにしっかりと応えてくれる。
スタンドは同梱されていないが、端末を購入するとオリジナルケースのうち1つがプレゼントされる。また、予約購入者はオリジナルトートバッグをもらえる。
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