私がウェアラブルを卒業した理由――買う前に絶対知っておきたいユーザー体験談その買い物、ちょっと待った(2/3 ページ)

» 2014年11月21日 22時26分 公開
[村上万純,ITmedia]

「目立つウェアラブルは付けたくない」 30代女性(IT企業)

 IT関係の企業に勤める30代女性のBさんも、2010年からマラソンにハマり、iPhoneとNike+ アプリの組み合わせで日々の走りを記録し始めた。その後2013年秋にFitbit Zipを同僚からもらったことで、彼女のウェアラブル生活がスタートした。

 徐々にFitbit Zipに飽きてきた頃にリストバンド型活動量計の「Fitbit Flex」と出会う。これにより、「1日に3000歩くらいしか歩いていないことに気付いて、歩数を増やすように通勤経路を変えたりしました」という。しかし、Fitbit Flexもバッテリー切れやカバーの故障を機に腕にはめる機会が減っていくことになる。同じようにもらい物だというランナー向けのsoma「RunONE」も長くは続かなかった。

photo 「Fitbit Flex」

 彼女も先ほど登場したAさんと同様に、活動量や歩数などが計測できるMovesアプリで事足りることに気付き、しばらくはウェアラブルデバイスから遠ざかっていた。マラソンの熱も下がり、もっぱら基本的な健康管理のために使っていたということだ。

 しかし、再度マラソン熱が浮上した際、「マラソンをするなら、やはりランに特化した専用ウェアラブルデバイスが必要だ」と感じたという。ハーフマラソンにチャレンジすることを決めた彼女は、「走る時だけ身に付けるもの」と割り切ってアディダスの「miCoach FIT SMART」を使うことにした。心拍センサーを備えており、「脂肪燃焼」「スタミナアップ」などの目的別にどれほどのペースで走ればよいのかをLEDの色でリアルタイムに教えてくれる優れものだ。文字通り自分だけのコーチとして心強い味方になってくれる。

photo 左からadidas「miCoach FIT SMART」とsoma「RunONE」
photo 彼女もウェアラブルデバイス卒業後はG-SHOCKを付けている

 Movesは単に移動距離を計るだけだが、「miCoachは“自分の状態”が分かるんです。心拍数が高い時はしんどいと感じている時で、時速何キロで走っていたかなど客観的なデータで分かるのが面白いですね。付け心地も良かったです」と話す。ただし、miCoachは初期設定が大変で、電話窓口で聞いてもアディダスショップに行っても設定をできるスタッフがおらず、結局自分で解決したという。

 しかし今では、「一番のおすすめ」と話すNike+ FuelBandアプリに舞い戻ってきた。700〜800キロ走ってきた記録が数年にわたって蓄積されており、それをさらに積み上げていくライフログ的な楽しさの方が勝ったようだ。また、「ウェアラブルデバイスは目立つので、あまり身に付けたくない」という理由もあると話した。

ウェアラブルデバイスへの評価(Bさんの場合)

  • 「miCoach FIT SMART」は付け心地がよく、心拍数を計れて便利
  • 初期設定が難しいアプリがある。簡単に使い始められるようにしてほしい
  • なるべく付けていることが分からないような目立たないデザインがいい
  • 運動していた状態を客観的なデータで分かるのが面白い

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月24日 更新
  1. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  2. UQ mobile、「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」加入ならau Starlink Directが無料に (2026年04月23日)
  3. 【ダイソー】770円の「多関節アーム デバイスホルダー」 機器のポジションを自在に変更 (2026年04月22日)
  4. スマートウォッチ「wena X」の支援額が4億円を突破 単品支援プランを追加 (2026年04月22日)
  5. ドコモ、東北の一部エリアで通信障害 「JAPANローミング」初提供、その使い方は? (2026年04月22日)
  6. 「Pixel 10a」と「Pixel 10」どちらを選ぶ? 実機比較で分かった「約5万円差の価値」と「明確な違い」 (2026年04月20日)
  7. クリップ型ワイヤレスイヤフォン「EarFun Clip 2」発売 装着感を改良、音質も向上して約1万円 (2026年04月22日)
  8. 1.43型で見やすいデザインのスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」がセールで14%オフの1万8980円に (2026年04月22日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 最大18日間使える、約3000円の1.47型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Band 9 Active」 (2026年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年