ニュース
» 2015年05月20日 16時24分 UPDATE

SIM通:HMV25周年の本気。HMVオンラインストアでSIMフリースマホ取扱い

CDやDVD、レコードなどの音楽・映像ソフトでおなじみのHMV。実はSIMフリースマホも販売していたってご存じでしたか? なぜHMVでスマホなのか、担当者に聞いてみました。

[SIM通]
SIM通

 CDやDVD、レコードなどの音楽・映像ソフト販売の雄・HMV。商品として音楽ソフトを取り扱うのではなく、新たなカルチャーの発信源として様々なスタイルの音楽を提示してくれたり、名作・話題作以外に独自チョイスの映画を紹介してくれたりしています。そんなHMVがSIMフリースマホの販売をしていたって知っていましたか?

 そこで「なぜHMVが?」という疑問を株式会社ローソンHMVエンタテイメント・商品企画部の藤原直貴さんに聞いてみました。

photo

 ――正直な話、HMVでSIMフリースマホが買えるという話を聞いた時、意外すぎるという感想を持ちましたが、どういった経緯で取り扱いを始めたのでしょうか?

 昨年くらいから「格安スマホ」というキーワードが盛り上がりを見せている中、元々、ケータイ電話やスマホが好きだったこともあり、取り扱ってみようかと興味を持ったのがきっかけです。

photo

 実は、HMVオンラインストアでは、これまでも音楽・映画といった皆さんのイメージするHMVの常識を打ち破るような商品に、時代の変化を読み取って様々に取り組んできているんです。

 ――そういえば、オリジナルのベアブリックや、アパレルなどバラエティ豊かな品揃えをされていますよね。

 オンラインストアなので、多種多様な商品を扱っています。チケットの販売だけでなく、それ以外の商品も充実しています。

 実は、先に話したSIMフリースマホを置くきっかけはもうひとつあります。iPhoneケースを中心にアクセサリを扱っているのですが、中でもセルカ棒(自撮り棒)が人気でした。せっかくスマホを使うアクセサリを置いているのだから、合わせてスマホを売ってみても良いのではないかと考えたからでもあります。

音楽ファンはデザイン重視!? HMVスマホの可能性は?

 ――実際、売れ行きはどうでしょうか?

photo

 正直な話をすると、現在のところは厳しいというのが実情です。と、いうのも、HMVがスマホを扱っていることをなかなか認知してもらっていないからです。ただ、ユーザー層としては合っているのではないかと思います。

 世間の認知と同じように、私たちのサイトを利用する人の中でもSIMフリーに対する認識は上がってきています。また、音楽のヘビーユーザーは世帯を持っていらっしゃる方が多いという統計データも自社で持っていまして、家計に直結する格安スマホや格安SIMへの興味や関心は高いのでは?と考えています。

 ――なるほど。ちなみにラインナップは藤原さんのセレクトでしょうか?また、売れ筋ってありますか?

photo

 商品については私がセレクトしていますが、キャリアで販売されているスマホと比較すると、種類もまだまだ少なく、音楽と同じように「選べる」という程の数ではありません。今後、市場は賑わってくると思うので、選べるだけの種類が欲しいというのが本音です。

 人気が高いのは、値段の安さと見た目のポップさから「Polaroid pigu」。価格が安いだけでは手に取られることは少なく、やはりデザイン性の高いもの、カッコいい・カワイイものが持っていて嬉しくなりますからね。

 ZenFone 5も人気です。これは値段と性能のバランスもさることながら、見た目の高級感がウケていると思います。今後は商品の充実もそうですが、音楽ファンの心に響くような商品紹介もできていけたらと考えています。

 ――ところで、HMVといえば様々なコラボグッズも魅力ですが、今後、HMVスマホが出てくる可能性はあるのでしょうか?

photo

 これはHMVとしてではなく、私個人の目標という回答ではありますが、HMVの魅力や特性を活かしたコラボスマホが出せたらと思います。ご存知のようにHMVはコンテンツを多数持っており、また、ミュージシャン・アーティストとの関係性の深い会社です。

 それこそスマホが好きだったり、SIMフリースマホを使っていたりするアーティストとコラボし、アーティストスマホとして販売することができたらいいなと思っています。現時点では、様々な問題があって難しいですが、HMV25周年となる本年に、何かしら出せれば最高ですよね。

インタビューを終えて

 SIMフリースマホや格安SIMの裾野の広がりをさらに知ることができました。これまでスマホと言えば、ケータイショップや家電量販店で購入するのが一般的でしたが、自分で端末とSIMを自由に組み合わせて使用できるMVNO SIMとSIMフリースマホの出現により、これまで畑違いだったような業種がMVNO事業に乗り出したり、家電量販店以外の店舗でも販売したりと、販路の拡大が至るところで起きています。

 こうした動きが起こることで、今までは全く考えもしなかった商品が出てくる可能性も考えられます。例えば「この音楽ジャンルを聞くのに最適なスマホとはコレ!」とか、「カジュアルなライフスタイルには、◯◯のスマホが最適!」と、スペックには直結しない付加価値とされていた部分が、最大のウリとなってアプローチされる可能性もあるでしょう。

 難しく考えずに楽しんで持つのが良いのかもしれません。HMVさんの取り組みをこれからも楽しみにしたいと思います。

(文・SIM通編集部)

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

関連キーワード

HMV | 音楽 | アーティスト | 格安スマホ | 付加価値


Copyright:(C) 2016 NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.