ヨドバシカメラ店員が教える、格安スマホのリアルな購入者像SIM通

» 2015年05月08日 12時53分 公開
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 ヨドバシカメラは格安スマホやSIMフリースマホに力を入れている家電量販店のひとつ。今回、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにおける格安SIM・格安スマホ(SIMフリースマホ)の購入者像について、プロダクトスペシャリストの宮木涼平さんからお聞きすることができました。

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――まずは、どういった人がこちらの売り場にやってくるかをお聞かせください。

 平日と土日・祝日で大きく変わります。平日は30代から40代の男性ビジネスマンを中心とし、土日・祝日はファミリー層やカップルでお越しになるケースが多いですね。ちなみに平日はドコモやau、ソフトバンクといったキャリアの売り場よりも混雑することもあります。

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――キャリアよりも混むことがあるんですか!?スゴいですね!売り場も広くなったように感じますが?

 スマホのケースコーナーを1つ縮めて、そのスペースを格安SIM、SIMフリースマホのコーナーにしました。以前は、通路側のみの販売スペースでしたが注目度が高まっていることを受け、店舗としてもそちらにも力を入れていこうという方針です。

――場所柄、海外からのお客様も多いかと思いますが?

 そうですね。結構な人数の方が来店されます。SIMカードに慣れている方が多いので、ご自身に合ったSIMを見つけて購入されますね。ですが、海外と日本ではSIMの取扱いや開通方法が違ったり、周波数帯の問題があったりして一筋縄ではいかない状況です。

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 法律も絡んでくるので、難しい面が多いですが、少しでも改善されていけばと思います。

ヨドバシカメラAkiba店の人気端末は?

――それでは実際に売れている、人気のある端末についてお聞かせください。

 SIMフリースマホ、格安SIMについて調べていたり、興味があるという人からは「ZenFone 5」が人気です。やはり「コストパフォーマンスがとても良い」という噂を聞きつけて、店頭で触ってもらって納得されるという感じです。

 ガジェットに詳しいお客様からの支持が高いのが「Ascend Mate7」です。スマホについて詳しい・よく知っている人からすると、この端末が持つスペックは大変魅力的に映りますからね。

 また、スマホを初めて持つ人や女性からの人気が高いのは、「priori2」です。こちらの端末は価格が安く、デザインもポップなところがウケていますね。

――端末の種類も豊富ですね。先日発表されたVAIO Phoneの反応はいかがでしょうか?

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 各サイトやSNSなどでネガティブな情報が多く出ていたので少し心配していましたが、正直、予想していたよりも反応が良く、シニア層を中心に売れています。「VAIO」というブランドネームや「国産」に対する安心感が大きいようです。

 ASUSやファーウェイのSIMフリースマホは、ガジェットに詳しい人であればお馴染みの信頼できるメーカーやブランドですが、「安くなる」という情報だけで興味を持たれた人にとっては未知の会社です。どんなに良いモノだと説明させていただいたとしても納得感は薄いのではないかと思います。

 特に購入される世代の方々にとって、VAIOというネームバリューは説得力があり、安心感を求める人にとっては魅力的な商品として映るのではないでしょうか。現に、VAIO Phoneが格安SIMデビューのきっかけになっていたりもします。

格安SIMやSIMフリースマホのメリットとデメリットをよく知って欲しい

――接客をされる上で、何か気をつけていることってありますか?

 これまで格安SIMやSIMフリースマホを選択する人はリテラシーの高い層が中心でした。そうしたお客様は、格安SIMの使い方やSIMフリースマホの選び方について十分に自分で調べてから購入されるので、ある意味とても安心でした。

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ですが、昨年の格安SIMブームにより「スマホの月額料金が安くなるって聞いたから来たんだけど」という人は、例えばSIMの設定方法を知らなかったり、端末の違いを理解されているわけではないので、キャリアと比べてどうして安いのか?何がキャリアと違うのかを説明しています。

 皆さんが格安SIMにしたら良いというものでもありませんからね。

取材を終えて

 宮木さんの見識の深さにはただただ脱帽!しかも、分かりやすく丁寧!!接客の賜物ですし、何よりそれだけ勉強熱心ということなのでしょう。SIM通でもSIMカードや格安スマホについて色々記事にしてきたつもりでしたが、宮木さんのお話を聞いて、至らないところばかりだと反省しきりでした。

 最後に、メディアに求めることを尋ねると、「メリットばかりをうたうのではなく、しっかりとデメリットも伝えて欲しい」!

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 宮木さんをはじめとする販売現場のスタッフさんたちから頼りにされるようなメディアになれるよう、今後も様々な角度からMVNO SIMやSIMフリースマホについての情報を発信していきたいと思います!(文:SIM通編集部)

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