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» 2015年09月16日 19時30分 UPDATE

まもなく配信!――「iOS 9」で進化したポイントをおさらい (1/2)

日本では9月17日未明の配信が予想される「iOS 9」。何が新しくなるのかを、ざっくりとまとめた。アップデート前に確認しておいてほしい。

[田中聡,ITmedia]

 9月16日(日本ではおそらく17日未明)に、iOSデバイス向けに「iOS 9」が配信される。iOS 9では何が変わるのか? 主な新機能をおさらいしておこう。

「メモ」アプリが拡張

 プリインストールされている「メモ」アプリの機能が拡張される。

 Safari、マップをはじめとするアプリの共有ボタンから、地図、リンク、Pagesの文書などの添付ファイルを、新しいメモや既存のメモに保存できる。メモに添付されたすべてのアイテムを整理して一覧表示できるので、どのメモにデータを保存したか忘れても安心だ。

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 そのほか、メモ内にTo Doリストを作る、手書きでメモを残す、メモアプリから直接写真を撮ることも可能になる。

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「マップ」アプリが拡張

 「マップ」アプリ上に、地下鉄、バス、電車の路線や駅といった公共交通機関の情報が表示される。一番近い地下鉄の入り口や直近の電車の出発予定なども分かる。

photo 交通情報が地図上に表示される

 目的地までの進行方向を音声や矢印などで教えてくれる「ターンバイターン」の経路案内機能も追加される。曲がり角に近づくと、マップが音声で進む方向を伝えてくれる。目前の道路は3D透視図に変わり、道を曲がると、それに合わせてカメラのアングルもダイナミックに変わり、進行方向を表示する。曲がり角を見過ごしてしまっても、マップが自動的にルートを再検索し、到着予定時刻を更新する。目的地までの所要時間も分かる。

 ターンバイターンの経路案内は日本でも利用できる。建物の3D表示は東京、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州が対応している。

photo ターンバイターンの経路案内

 主要な大都市は、写真のようにリアルに表示される3Dビューで上空から眺めることができる。この「Flyover」は、日本では東京と札幌が対応している。

photo 「Flyover」の表示

「iCloud Drive」アプリが利用可能に

 Dropboxのように使えるクラウドストレージサービス「iCloud Drive」のアプリが新たに用意される。iPhoneではブラウザからしかiCloud Driveのデータにアクセスできなかったが、アプリを使うことで、より簡単にアクセス可能になる。ファイルは、日付、名前、Mac上で加えた任意のタグで検索できる。

photo 「iCloud Drive」アプリ

「メール」アプリが拡張

 「メール」アプリに新機能が追加される。マークアップ機能では、添付した写真や書類に、図、コメント、署名を追加できる。iCloud Driveに保存したファイルの添付も可能になるほか、MailDropを使えば最大5Gバイトまでの添付ファイルを送信できる。新しく追加された検索オプションでは、件名、差出人、宛先の組み合わせをもとに検索結果を絞り込める。

iPadでできることが増加

Slide Over

 表示中のアプリ画面の一部に覆い被せる形で、別のアプリを起動できる。アプリの画面をスライドすると、そのアプリの表示は消えて、1アプリの表示になる。「iPad Pro」「iPad Air」以降、「iPad mini 2」以降で利用できる。

photo Slide Over

Split View

 SafariでWebサイトを見ながらメールを返信するという具合に、起動しているアプリを表示させながら、ほかのアプリを起動できる。iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4で利用できる。

photo Split View

ピクチャ・イン・ピクチャ

 FaceTimeの利用中やビデオの視聴中にホームボタンを押すと、ビデオの画面が小さくなってディスプレイの隅へ移動する。ほかのアプリを起動すると、そのアプリを使っている間も、ビデオの再生が続く。iPad Pro、iPad Air以降、iPad mini 2以降で利用できる。

photo ピクチャ・イン・ピクチャ

トラックパッドのように使える「QuickType」

 iPadのキーボード上で2本の指を動かすと、iPad上のカーソルを操作して、テキストの選択、編集、移動ができる。

 キーボードのショートカットバーから、ボールド、イタリック、アンダーラインを適用したり、コピー&ペーストしたりできる。ショートカットバーは他社製アプリでカスタマイズも可能。

photo QuickTypeではトラックパッドと同様の操作をしたり、ショートカットでボールドやアンダーラインを指定したりできる

Siriがさらに賢く進化

 「去年の8月にユタで撮った写真を見せて」という具合に、撮影した写真やビデオを、日付、撮影地、アルバムのタイトルから探すようSiriに頼める。

 Safari、メール、メモなどで見ていることをあとで忘れずに実行したいときは、Siriにリマインドを頼める。例えばEメールを書きかけのときは「今日の夜これを思い出させて」と言うだけでよい。帰りに寄りたい場所をマップで見つけたら、「車に乗った時に、これを思い出させて」と頼めばよい。

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より幅広い検索が可能に

 Spotlightの検索機能も拡張し、天気、スポーツの結果、YouTube動画、簡単な計算、祝日なども検索できるようになる。スポーツの結果は、例えば野球のチーム名を入力すると、その日に行われたそのチームの試合のスコアを表示してくれる。ほかに天気予報の確認、簡単な計算、連絡先から電話やメールなども、検索フィールドから行える。

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