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» 2016年11月28日 17時30分 UPDATE

「ユニバーサルサービス料」が2017年1月から改定 1番号あたり月額2円に値下げ

加入電話・公衆電話・緊急通報のサービスを維持するための「ユニバーサルサービス料」が、2017年1月から月額2円となる。2016年下期(7〜12月)と比較すると、1円の値下げだ。

[井上翔,ITmedia]

 TCA(電気通信事業者協会)は11月25日、2017年1月からの「ユニバーサルサービス料」について、11月24日付けで総務大臣の認可を得たことを発表した。

 認可された新しい料金は1番号あたり月額2円(税別、以下同)で、2016年12月までの同料金と比較して1円の値下げとなる。

ユニバーサルサービス支援業務キャラクターの「ユニちゃん」 ユニバーサルサービス支援業務キャラクターの「ユニちゃん」

「ユニバーサルサービス制度」「ユニバーサルサービス料」について

 「ユニバーサルサービス制度」は、NTT東日本・NTT西日本が電気通信事業法によって提供を義務付けられている「基礎的電気通信役務(ユニバーサルサービス)」の維持費を、両社を含む電話会社全体で捻出するために2006年度から始まった。現在、以下のサービスがユニバーサルサービスとして指定されている。

  • 加入電話(加入電話に相当する光IP電話も含む)
  • 第一種公衆電話(総務省が定める基準に従って設置する公衆電話)
  • 緊急通報(110番、118番、119番)

 ユニバーサルサービス料は、この制度にもとづいて電話会社が拠出する費用。TCAは「ユニバーサルサービス支援機関」として、半年ごとに1番号あたりの負担金を算定し、総務大臣からの認可を得ている。

 負担金はTCAが負担対象となる電話会社から徴収し、NTT東日本・NTT西日本に交付する仕組みとなっている。直接の負担対象となっていない電話会社(MVNOを含む)についても、負担対象の電話会社から電話番号の提供を受ける場合はユニバーサルサービス料を番号提供元の電話会社に支払う必要がある。

 ユニバーサルサービス料を「会社負担」とするか「利用者(契約者)負担」とするかは電話会社次第となるが、多くの電話会社では利用者負担としており、月額基本料金とは別に請求している。

ユニバーサルサービス制度のしくみ ユニバーサルサービス制度のしくみ

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