今やスマートフォンは、仕事と切っても切り離せない関係になるほどに普及しました。そこで、仕事の生産性を上げるために、スマートフォンをどのように活用すればいいか? という視点に立って、ワークスタイル変革に役立つスマートフォン向け周辺機器、サービス、アプリなどを紹介していきます。今回取り上げるのは、NeoLABの「Neo smartpen N2」です。
この時代、仕事上できることならしておきたいもの、それはメモのデジタル化です。メモがデジタル化されたら何が便利かなんて今さら説明するまでもないですが、強いて挙げれば3点あります。
それは、
です。もしどこかのタイミングでテキスト化できたら最高! 手書きしたものでも検索できるようになるので、活用しやすくなるからです。
ゆえに、ノートPCを開けるところでは、最近は発表会でも何でもキーボードでメモを取るようにしているこの頃。手書きよりも書き取れる情報量が増えるし、PCをオンラインにしておけば即スマートフォンに同期して見られるため、見返しやすいので気に入っています。
しかし、メモが手書きになることもあります。立ったまま高速フリック入力でメモを取る若者もいる時代ですが、残念ながら自分にはできません。手書きメモはキーボードと違って書ける文字の量はたかが知れていますし、あとから読めなかったなんてことも起こりやすい。そのため、ICレコーダーも併用することも多々あります。しかし、ご想像の通り、どの録音がどのメモに相当するか分からなくなって困るというのがいつものパターン。特に発表会や展示会の会場では起こりがちで困っておりました。
書いたものがどんどんデジタル化されて、すぐスマートフォンに取り込めて、しかも録音できて、書いた文字タップしたら録音の頭出しができたらすごくいいよな〜、と思っていたら、なんと! すでにそういう製品が存在したのです。前置きが長くなりましたが、それが今回ご紹介する「Neo smartpen N2」です。製品をお借りできたので、その使用感についてご紹介いたしましょう。
Neo smartpen N2が、11.8mmの厚さのアルミニウムと、ステンレススチールで作られた22gという軽量ボディーに、D1タイプのボールペンを備えたスマートペンです。普通のボールペンのように使えるようデザインされているのが特徴で、本体はグリップしやすいよう三角形をしています。3.7VのLi-Polymerバッテリーを内蔵しており、Micro USB端子からのフル充電で待機時間125日、約5時間の連続筆記ができます。
価格はAmazon.co.jpで1万5800円です(税込、2017年7月24日時点)。
筆記には専用の微細なコードが印刷されたノートを使いますが、専用のボードなどは不要。本体に内蔵されたカメラで1秒当り120フレーム以上を撮影し、座標値と256段階もの筆圧を計算し、Bluetoothでスマートフォンの専用アプリ「Neo Notes」と同期します。アプリはiOS、Android端末用があります。
専用のノートが既に多数用意されているのも特徴です。携帯しやすいメモパッドタイプが2種、日付書き込み式の手帳・ダイアリー、リングノート、アイデアパッド、プレーンノート、カレッジノート、リングノートのほか、モレスキンとコラボしたプロフェッショナルノートもある。これで公私ともにカバーできるラインアップといえるでしょう。
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