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» 2017年08月18日 16時30分 UPDATE

全モデル“デュアルカメラ”――「ZenFone 4」ファミリーを写真でチェック (1/2)

ASUSが「ZenFone 3」の後継機種となる「ZenFone 4」と、そのファミリーを発表した。現在多くのMVNOで取り扱われ、いわゆる格安スマホを代表する機種の1つとなっているZenFone 3だが、新機種はどうか。発表会のタッチアンドトライ会場からレポートする。

[太田百合子,ITmedia]

 既報の通り、ASUSは「ZenFone 4」を含むZenFone 4ファミリー全機種にデュアルカメラを搭載した。

 ZenFone 4と大容量バッテリーを搭載した「ZenFone 4 Max」、その上位モデルの「ZenFone 4 Max Pro」はアウトカメラに標準レンズとワイドレンズという組み合わせのデュアルカメラを搭載。その名の通り自撮りに特化した「ZenFone 4 Selfie」、その上位モデルの「ZenFone 4 Selfie Pro」は、インカメラに標準レンズとワイドレンズという組み合わせのデュアルカメラを搭載する。

 ファミリーの中ではZenFone 4の上位モデルに相当する「ZenFone 4 Pro」だけがデュアルカメラの構成が異なり、現行の「ZenFone Zoom S」と同じく標準レンズと望遠レンズの組み合わせとなっている。つまり、ZenFone 4とZenFone 4 Proは同じくデュアルカメラを搭載する兄弟モデルでありながら、カメラ機能が大きく異なっているというわけだ。

 この記事では、タッチアンドトライ会場で撮影した写真を交えてZenFone 4ファミリーを紹介していく。

ZenFone 4ファミリー(正面)
ZenFone 4ファミリー(背面) 今回発表された新製品。左からZenFone 4、ZenFone 4 Pro、ZenFone 4 Selfie、ZenFone 4 Selfie Pro、ZenFone 4 Max Pro

ZenFone 4とZenFone 4 Proをチェック!

 まずは「ZenFone 4」と「ZenFone 4 Pro」をチェックしていこう。

ZenFone 4 ZenFone 4はミントグリーン(Mint Green)、ミッドナイトブラック(Midnight Black)、ムーンライトホワイト(Moonlight White)の3色展開
ZenFone 4 Pro ZenFone 4 Proはムーンライトホワイトとピュアブラック(Pure Black)の2色展開

外観:基本は「ZenFone 3」を踏襲 しかしよりすっきり

 フラットな背面で周囲のエッジ部分にメタルフレームを使用している点、前後に角を落とした2.5D仕様のガラスパネルを採用している点など、ZenFone 4とZenFone 4 Proの基本デザインは、現行の「ZenFone 3」を踏襲したものになっている。

 一方で、ディスプレイの下にはZenFone 3にはなかった物理ホームキーが設けられ、ZenFone 3では背面に配置されていた指紋認証センサーもここへ移動。ZenFone 3でははっきりプリントされていたナビゲーションキー(戻る・ホーム・履歴)のアイコンも消え、タッチ操作時のみ光る仕様となった。特にZenFone 4については背面のデュアルカメラの出っ張りもないため、非常にすっきりとした外観になっている。

ZenFone 4とZenFone 3(正面) ZenFone 4(左)とZenFone 3(右)。ZenFone 4は指紋認証センサーを兼ねたホームキーを備える。ナビゲーションキーのアイコンも操作時以外は非表示となった
ZenFone 4とZenFone 3(背面).ZenFone 4では指紋認証センサーが背面から移動したほかカメラの出っ張りもなくなったため、外観がすっきりした

 ZenFone 4とZenFone 4 Proの外観で大きく異なるのは、背面のレンズ回りとフレーム部分。ZenFone 4 Proはレンズ部分がほんの少しだが出っ張っていて、2つのレンズの中央に「2X ZOOM」の文字がある。また、ZenFone 4は手の触れるフレーム部分もメタル素材だが、ZenFone 4 Proのフレームにはつや消しの塗装がなされている。

ZenFone 4 ProとZenFone 4 ZenFone 4 Pro(下)とZenFone 4(上)を重ねる。カメラ回りとフレームの処理がデザイン上の大きな違いだ

 サイズはZenFone 4、ZenFone 4 Proともにほぼ同じ。厚さはZenFone 4が7.5mm、ZenFone 4 Proが7.6mm。重さはZenFone 4は165gで、ZenFone 4 Proが175gとなっている。ZenFone 4 Proの方が10g重いが、実際に手にした印象はほぼ“横並び”だ。

 ディスプレイも5.5インチでフルHD(1080×1920ピクセル)とサイズと解像度は同じだが、ZenFone 4は「IPS Super+液晶」なのに対して、ZenFone 4 Proは「AMOLED(有機EL)ディスプレイ」となっている。プロセッサは、ZenFone 4がミドルハイ(ミドルレンジの上位機種)や向けのQualcomm Snapdragon 660また630で、ZenFone 4 Proがハイエンド機種向けのQualcomm Snapdragon 835だ。メモリ回りは、ZenFone 4が「メインメモリ6GBまたは4GB+内蔵ストレージ64GB」、ZenFone 4 Proが「メインメモリ6GB+内蔵ストレージ128GB」という構成になっている。

カメラ:「ZenFone 4 Pro」は全カメラがソニー製センサー

 次に、両機種のカメラをチェックしてみよう。まずリアカメラだが、向かって左側のメインカメラは両機種ともにソニー製の1200万画素センサー「IMX362」を搭載している。ただし、ZenFone 4はF1.8、ZenFone 4 ProはF1.7と、レンズの明るさが若干異なっている。向かって右側のサブカメラは、ZenFone 4がF2.2の120度ワイドレンズと800万画素センサーの組み合わせ、ZenFone 4 ProがF2.6の望遠50mm相当のレンズと1600万画素のソニー製センサーの組み合わせとなっている。

 インカメラは、ZenFone 4がF2.0レンズと800万画素センサーの組み合わせ、ZenFone 4 ProがF1.9レンズと800万画素のソニー製センサーの組み合わせとなっている。

 なお、ここまでしつこく書いていることではあるが、ZenFone 4 Proは全てのカメラセンサーがソニー製となっている。

 カメラのユーザーインタフェース(UI)は両機種共に基本的には同じだ。ただし、アウトカメラの特性の違いによる差異もある。ZenFone 4では、シャッターキー上のアイコンをタップすると標準カメラとワイドカメラを切り替えられる。一方、ZenFone 4 Proでは同じ場所にズームアイコンが配置されていて、「1.0x」「2.0x」「5.0x」の3段階のズームをワンタッチで切り替えられる。もちろん、ピンチ操作やスライド操作でもズームの調整もできる(最大10倍)や。基本的に「2.0x(2倍)」以降の倍率では望遠カメラに切り替わるが、必ず切り替わるというわけではなく、標準カメラのままデジタルズームとなるケースもあるようだ。

 両機種ともに撮影モードは「オート」のほか、「超解像度撮影」「プロ」「パノラマ」「ビューティー」などを選択できる。ユニークな所では、連写した写真をつなぐ「GIF二メーション」モードや「スローモーション撮影」「タイムラプス撮影」にも対応している。また背景をぼかして撮る「ポートレート」モードもあり、ZenFone 4 Proではユーザーがボケ味を調整することもできる。

ZenFone 4のカメラアプリ(その1)ZenFone 4のカメラアプリ(その2) ZenFone 4では、アウトカメラの撮影中に標準カメラとワイドカメラをワンタップで切り替えられる。ワイドカメラでは被写体までの距離がとれなくても、より多くの背景を写しこめる
ZenFone 4 Proのカメラアプリ(その1)ZenFone 4 Proのカメラアプリ(その2)ZenFone 4 Proのカメラアプリ(その3) ZenFone 4 Proでは、シャッターキー横のアイコンをタップするごとに「1.0x」「2.0x」「5.0x」とスーム倍率を切り替えられる。

 ちなみに、タッチアンドトライ会場にはASUSブランドの360度カメラも展示されていた。「Insta360」と似た形状だが、OEM品なのかどうかは確認できなかった。発売は9月を予定しているという。

360度カメラ タッチアンドトライ会場に展示されていた360度カメラは9月発売予定

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