ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auの東芝製ケータイ「A5504T」です。
A5504Tは、以前紹介した「C413S」以来約3年ぶりに登場したBluetoothを搭載したケータイで、CDMA 1X端末としては最初で最後のBluetooth搭載機種です。
PCやPDAと接続してインターネットにダイヤルアップ接続したり、アドレス帳の交換ができるのはC413Sと同様ですが、新たにハンズフリー通話とイメージ送信のプロファイルに対応しています。
ハンズフリー通話は国内向けケータイとしては初対応で、ハンズフリープロファイル(HFP)に対応するBluetoothヘッドセットを用意すれば、着信に応答したりリダイヤルしたりできました。HFPに対応するカーナビ(トヨタの「G-BOOK」)でも、ハンズフリー通話が利用できました。
Bluetoothを使ったイメージ送信では、Bluetoothを搭載するPC・PDAなどにA5504Tで撮影した写真を送信できました。また、対応プリンターにワイヤレスで送信して印刷することもできました。
付属のminiSDカードには、電子辞書「辞スパ」がプリインストールされていて、11万6000語を収録した国語・英和・和英辞典を利用できました。
ほかには、テレビチューナー付きの東芝PCで録画したTV番組をminiSDカードに保存して視聴できたり、A5504Tで撮影した写真や動画を付属のケーブルを使ってテレビに出力できるなど、AV機能も充実していました。
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