ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auのソニー(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「C413S」です。
C413Sは、国内で初めてBluetoothに対応したケータイです。当時のソニー端末は折りたたみ型が多かったのですが、久々にストレートタイプのボディーで登場しました。ソニー端末の代名詞ともいえるジョグダイヤルも搭載しています。
国内初ということもあり、Bluetoothの対応プロファイルは少なく、現在では一般的なBluetoothデバイスの1つとなった「Bluetoothヘッドセット」は使えませんでした。
ではどのようなことができるのかといえば、C413S同士でBluetooth接続して占いを始めとする内蔵アプリを楽しむこと、アドレス帳・スケジュールを送受信することや、PC・PDAと接続してダイヤルアップ接続でインターネットに接続することぐらいです。
ソニーのノートPC「VAIO C1」と組み合わせて、外出先でワイヤレスでインターネットというのは、モバイル好きの憧れのスタイルでした。
ちなみに、発売直後の2001年10月には、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが設立されたため、ソニー製として最後のau端末となりました。
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