Viewシリーズに新たに加わる「View 2」「View2 Pro」は、表示スペースをより大きく取った9:19の6型フルスクリーンディスプレイが特徴。インカメラ周辺がくりぬかれており、日本で発売されているスマホに例えるなら、シャープの「AQUOS R Compact」のような感じだ。
両者ともにボディーデザインはほぼ同じ。背面のカメラレンズ周りの処理が巧みなので紛らわしいが、リアカメラはView 2がシングル構成、View2 Proはデュアル構成となっている。
ボディーカラーは、View 2がGold、Anthracite、Greyの3色で、View2 ProがGoldとAnthraciteの2色。カラフルな印象のあるWikoとしては珍しくベーシックなカラーラインアップとなっている。いずれのカラーも、背面はメタリック処理されている。
インカメラの両脇は、通知スペースとなっている。この辺のユーザーインタフェース(UI)面も、Wikoチームが開発しているという。
両機種は高性能なカメラも魅力。View 2はアウトカメラが1300万画素、インカメラが1600万画素と、いずれもミドルレンジスマホとしては高画素なカメラを搭載。一方のView 2 Proは、インカメラはView 2と同じだが、アウトカメラが1600万画素センサーを2つ搭載するデュアル構成となっている。
ジョバノビック氏は、両機種のカメラについて、高速なオートフォーカス(AF)を実現し、暗い場所でも明るい写真が撮れることをアピールした。
なお、View2 Proのデュアルカメラでは、背景をぼかした写真を撮影可能で、撮った後からフォーカスポイントを変えたり、ぼかし加減を調整したりもできる。
プロセッサは両機種ともにQualcommのものを採用しており、View 2はSnapdragon 435(CPU部は1.4GHz 8コア)、View 2 ProはSnapdragon 450(CPU部は1.8GHz 8コア)を搭載している。メインメモリはView 2が3GB、View 2 Proが4GBとなっている。内蔵ストレージはView 2が32GB、View 2 Proが4GBを備える。また、両機種とも指紋センサーと顔認証に対応している。
標準価格はView2が199ユーロ(約2万6000円)、View2 Proが299ユーロ(約3万9200円)となっている。
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