NTTドコモは4月26日、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy Note8 SC-01K」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 8.0(Oreo)で、端末単体またはPC経由で更新できる。
OSバージョンアップを適用すると、アプリ起動中に別のアプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能の追加、テキスト選択の機能改善、通知パネルの機能改善(スヌーズ、通知内容のカスタマイズなど)、オートフィル(自動入力)機能の追加など、Android 8.0で追加・変更された機能を利用できる。
その他、主に以下のような機能改善や仕様変更が行われる。
バージョンアップは端末単体、または「Samsung Smart Switch」をインストール済みのWindows PC/Macに端末を接続して行う。
端末単体でバージョンアップする場合、Xi(LTE)/FOMA(W-CDMA)ネットワークまたはWi-Fi(無線LAN)経由で更新データをダウンロードする。
バージョンアップの有無の確認は、端末設定から「ソフトウェア更新」→「更新を手動でダウンロード」と進むとできる。通知としてバージョンアップがある旨が表示された場合は、通知パネルをタップして開始することもできる。
バージョンアップデータのダウンロードにXi/FOMAネットワークを使う場合は「spモード」の契約が別途必要となる。この機種の場合、Xi/FOMAネットワークを使ってデータをダウンロードするとパケット通信料が発生するため、Wi-Fi(無線LAN)につなげた状態で操作をすることを強くお勧めする。
Smart Switchを使ってバージョンアップする場合は、端末をWindows PC/MacとUSBケーブルでつなぎ、Smart Switchを操作する。この際、PC/Macはインターネットにつないでおく必要がある。
いずれの方法でも本体内のデータは保持されるが、一部の設定は初期化されるため、必要に応じて設定を書き留めておく必要がある。また、ごくまれにデータが消える場合があるので、念のためにPCやmicroSDにデータをバックアップしてからバージョンアップすることをおすすめする。
バージョンアップ後の初回起動時は、アプリの最適化(データ更新)やアップデートが行われるため、数分から数十分ほど端末動作が遅くなる。
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