思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのNEC製ケータイ「mova N504i」です。
2002年に発売されたN504iは、当時としては最大級の162×216ピクセルの2.2型ディスプレイを搭載したケータイです。
前モデルのN503iSは120×160ピクセルの2型ディスプレイを搭載していましたが、当時としてはこの解像度とサイズが標準的。N504iのディスプレイがいかに高解像度かつ大画面だったかが分かります。
それでいて、N503iSから本体サイズや重さをほぼ保っている点も見逃せないポイントです。だからこそ、見た目的に「何も変わっていない」と勘違いする人も少なからずいたようです。
ミッキーマウスが登場する待ち受けアプリを内蔵していた他、待ち受け画面や着信メロディなどをディズニーコンテンツに一括設定できる「Disneyモード」を搭載。また、日本語入力モードとして初めてT9を採用しました。
もともと人気の高かったNECケータイですが、当時の最高スペック端末でありながら、新規で2万円台に収まる価格だったこともあり、N504iは発売初日に2万台強、6月度には38万台を販売したというデータもあるほど、ヒットしました。
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