「iPhone XR」の魅力といえば、6色ものカラフルなカラーバリエーションを用意していること。定番のホワイトとブラックに加え、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDをそろえている。
中でも個人的に目を引いたのはイエローだ。ブルー、コーラル、レッドは他のスマートフォンでも見かけることはあるが、イエローは最近のスマホではなかなか見かけない(気がする)。実際の見た目はどんな感じか? 今回、Appleからイエローの実機を借りることができたので、写真で紹介したい。
イエローといっても、前面の額縁は黒く、これは他のカラーも同じだ。ただし側面のフレームは本体色に合わせて加色されており、イエローは少しゴールドに近い印象だ。このフレームは正面からでもちらりと見えるので、正面からでも色の区別は付く。額縁のブラックと側面のイエローのコントラストが良い味を出していると思う。
正面からでも本体色を堪能したい! というときにオススメなのが、壁紙の変更だ。iPhone XRには、本体色に合わせた12種類の壁紙を内蔵している。いずれも惑星をイメージしたようなイラストで、6色イラスト×2種類という構成。本体色に合った壁紙を設定すれば、正面からでも個性的でカラフルなiPhone XRを楽しめるというわけだ。
背面には、鮮やかなイエローのガラスが広がる。イエローは、ともすれば派手な印象を与えてしまうが、iPhone XRのイエローはレモンイエローといえる色で、ポップでありながらもどぎつい感じはしない。爽やかなイエローとでも言えばいいか。細かいところでは、カメラリングやSIMトレイの金属もイエロー調でまとまっている。
イエローのiPhoneといえば、2013年に発売された「iPhone 5c」が思い浮かぶが、Appleの製品画像を見比べると、5cよりXRのイエローの方が深みがあるように感じられる。またiPhone 5cの素材はポリカーボネートだったが、XRはガラスとアルミなので、XRの方が高級感は上だろう。
イエローというと、若者向けというイメージが強いが、iPhone XRのイエローは、筆者のような40代のおじさんが持っても違和感はなさそう(ですよね?)。いずれにせよ、人とは違ったiPhoneを使いたいという人にうってつけのカラーだ。もちろんブルーやコーラルもスマホの中では珍しいので、iPhone XRでカラーを選ぶ楽しみが増えるのは間違いない。
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