総務省がソフトバンクに厳重注意 “不適切な端末購入補助”で

» 2018年12月04日 13時37分 公開
[田中聡ITmedia]

 総務省が12月4日、ソフトバンクに対して、不適切な端末購入補助が行われていたとして厳重注意を行い、再発防止に向けて指導した。総務省は端末購入補助の適正化を求める「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を定めているが、ソフトバンクの一部の端末で、指針に沿わない不適切な端末購入補助が行われていることが判明した。

ソフトバンク 総務省の指導内容

 不適切な端末購入補助とは何か? ソフトバンク広報に確認した。

 「1年おトク割」と「ガラケースマホ割」のキャンペーンを併用すると、割引の総額が3万5760円になり、3万円程度の安価な端末の小売価格以上の割引が発生したことが「不適切」と見なされた。

  • 1年おトク割……「データ定額 50GBプラス」「データ定額ミニモンスター」に加入した人を対象に、毎月1000円(×12カ月間)を割り引く
  • ガラケースマホ割……ケータイからスマートフォンへ機種変更またはのりかえ(MNP)の際に「データ定額ミニモンスター」に加入した人を対象に、毎月1980円(×12カ月)を割り引く
ソフトバンク ソフトバンクの「1年おトク割」

 いずれのキャンペーンも2018年9月6日に始めたものだが、ソフトバンクは9月7日に、端末購入を伴わないSIM単体の契約者でも1年おトク割を適用可能とし、端末購入補助に該当しないようにした。実態は変わっていないが、これで総務省から指摘された問題は解消されたとしている。

【訂正:18時40分】初出時、1年おトク割の条件を9月7日に「機種変更のみ」から「新規契約と機種変更」へと変更した旨を記載していましたが、実際は開始当初から新規契約・機種変更の両方が対象でした。事実を正しく反映するため、文章の一部を修正いたしました

 総務省はソフトバンクに対して、再発防止策の実施状況を2018年12月21日までに報告するよう求めている。

 ソフトバンクは「本指導を真摯(しんし)に受け止め、再発防止策を社内で検討し、期日までに総務省に報告する」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月02日 更新
  1. 厚さ約19mmでデスク上の配線をスッキリ整理できる「Anker Nano Charging Station」が24%オフの5290円に (2026年04月30日)
  2. d払い、dポイントのキャンペーンまとめ【5月1日最新版】 1万〜3万ポイントの高額還元あり (2026年05月01日)
  3. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  4. 中国スマホの“iPhone化”が進む理由 模倣を超えた「最適解」、乗り換え促進の「エコシステム戦略」に迫る (2026年04月30日)
  5. Appleが「端末残価」でAndroid陣営を異例の批判、「ホッピング対策」で新たな縛りも? ルール見直しの焦点 (2026年05月02日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. モトローラが「razr 70」シリーズ3機種を発表 「ultra」は7型ディスプレイや次世代のLOFICセンサーカメラを搭載 (2026年04月30日)
  8. ソニー本社の展示刷新、スマホ(Xperia)の扱いはどうなった? 空間から読み解く現在地とヒストリー (2026年05月01日)
  9. スマートウォッチ「HUAWEI Band 11 Pro」が18%オフで1万円以下 より大きくなった約1.62型ディスプレイ搭載 (2026年05月01日)
  10. データ容量付き「リチャージモバイル」でモバイルWiFiルーター「SE PRO」発売 世界107カ国対応で使用可能 (2026年04月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年