NTTドコモは、定期契約のプランで解約金の掛からない期間を、2カ月間から3カ月間に延長する。2019年3月に定期契約が満了を迎えるユーザーから対象となる。
これまで、解約金が発生しない期間は、定期契約満了月の翌月と翌々月だったが、2019年3月からは、定期契約満了月の翌月、翌々月に加え、当月も解約金が掛からなくなる。今回の変更で、ユーザーは定期契約満了月に1カ月分の料金を支払わなくて済むようになる。
解約金が掛からない期間の延長に伴い、いつ解約しても解約金が発生しない「フリーコース」の選択期間も延長。定期契約満了月に送付していた契約満了のお知らせを、定期契約満了の前月に送付する。
「定期契約満了月に解約すると解約金が掛かる」「解約金を回避するには1カ月分の料金を余分に払わないといけない」件は、総務省の有識者会議で問題視されており、総務省は携帯キャリアに2019年3月末までに対策するよう指導していた。
総務省が携帯キャリアに「公正競争促進」指導と要請を実施 ソフトバンクには「割引適正化」指導も
ドコモの「2年縛り」 契約更新月を“3カ月”に延長へ
「2年縛り」「4年縛り」の見直し 何が変わる? どう影響する?
au「4年縛り」の条件、「2年縛り」の更新月を見直し KDDI高橋社長が明言
「契約自動更新」「4年縛り」「SIMロック」――公取委が考える携帯電話市場の課題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.