P20 Proから何が変わった? 「HUAWEI P30 Pro」のカメラ機能を徹底レビュー(4/4 ページ)

» 2019年04月08日 13時45分 公開
[村元正剛ITmedia]
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スタミナと充電の速さは特筆すべきレベル

 カメラ機能ばかりが注目されがちなP30 Proだが、基本性能にも死角はなさそうだ。筆者が借りているサンプル機は、メインメモリが8GBで、ストレージが256GBのモデルだが、1週間ほど使った限りでは、全くストレスは感じずに、軽快に操作できている。

HUAWEI P30 Pro メモリを開放したり、ウイルスをスキャンしたりできる「オプティマイザ」という機能を搭載。従来の「端末管理」と同じ機能だ

 4200mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、バッテリーの持ちがよいことは言うまでもない。加えて、充電速度が早いことも魅力だ。最大40Wの急速充電に対応していて、付属の充電アダプターを使えば、非常にスピーディーに充電できる。きっちり時間を計測したわけではないが、1日使っても50%以上残り、それを充電するのに30分も要らない印象だ。

HUAWEI P30 Pro 省電力モードも備えている。満充電の状態で「ウルトラ省電力」に設定すると約267時間も持つらしい

 OSはAndroid 9で、Huawei独自のEMUI 9.1も搭載されている。ホーム画面の表示を変えたり、ナビゲーションキーを非表示にして、ジェスチャー操作に切り替えたりするなど、カスタマイズの自由度は高い。

HUAWEI P30 ProHUAWEI P30 Pro ホーム画面は、iPhoneのように全てのアプリを表示する「標準」と、Androidの標準的な「ドロワー」から選択可能(写真=左)。画面下に表示されるナビゲーションキーは並び替えたり、他の操作方法に変えたりできる(写真=右)
HUAWEI P30 Pro 片手で操作しやすい画面表示にする「ワンハンドモード」、2本の指で長押ししてショッピングサイトを参照できる「HiTouch」など、Huawei独自の便利機能が継承されている

 HUAWEI P30 Proがあれば、もはや旅行にデジカメを持っていく必要はなくなりそう。パワフルでバッテリーの持ちもすこぶるよいので、ビジネスで使い倒すスマホとしても頼もしい。すぐに日本で発売してほしいと思う仕上がりだ。

(取材協力:ファーウェイ・ジャパン

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