コード決済を使わない人の声/中古スマホは「赤ロム」にご用心!Mobile Weekly Top10

» 2019年06月26日 17時55分 公開
[井上翔ITmedia]

 今回の「ITmedia Mobile Weekly Top10」では、2019年6月17日から6月23日までのアクセスを集計し、ランキングとしてまとめました。

楽天ペイ コード決済の認知度は向上しましたが……(画像は「楽天ペイ」のWebサイト)

 1位は、MMD研究所が実施したコード決済に関するグループインタビューのまとめ記事でした。

 相次ぐキャッシュ(ポイント)バックキャンペーンや大々的な広告展開などにより、QRコードやバーコードを使う「コード決済」に対する認知度は高まりました。しかし、しかし、キャッシュ(ポイント)バックに過度に依存したユーザー獲得策や、サービスが乱立することでむしろ増す傾向にある煩わしさなど、コード決済には乗り越えるべき課題が山積みです。

 真の意味で“使ってもらえる”サービスになるかどうかは、本当にこれからが正念場なのだと思います。果たして2〜3年後、コード決済サービスはどうなっているのでしょうか……?

注意喚起 国民生活センターも注意喚起している「赤ロム」

 ランキングの2位には、2017年1月に書かれた「赤ロム」に関する記事がランクインしました。中古端末への注目が集まっている影響であると思われます。

 赤ロムはネットワーク利用制限を掛けられた携帯電話の俗称。つまり、キャリアから接続を拒否された端末ということになります。こうなってしまった場合はモバイル通信ができなくなり、解除することもできません

 この問題については、国が設置する「国民生活センター」でも2017年8月に注意を喚起しています。

 また、主要な中古携帯電話販売店では通常の製品保証とは別に赤ロムに対する保証を用意しています。モバイル通信できなくなった場合に、端末の交換または返金に応じるというものです。赤ロム保証は通常の保証よりも長期間で、中には「永久保証」としてる販売店もあります。

 端末代金と携帯電話の分離が進むと、中古携帯電話の購入を検討する機会が増えると思われます。その際は、赤ロムに対する保証(補償)耐性がどうなっているか、しっかりチェックするようにしましょう。

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2024年03月29日 更新
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