「aiwaデジタル」の製品発表 1万円台のスマホやタブレット、5000円台のスマートウォッチなど

» 2022年08月24日 21時56分 公開
[田中聡ITmedia]

 JENESISが8月24日、「aiwaデジタル」ブランドのスマートフォン、タブレット、Windows PC、スマートウォッチを発表した。

 JENESISは6月29日に、オーディオメーカーのアイワから「aiwa」ブランドのデジタル分野における商標使用権を取得したことを発表。8月の新製品発表することを予告していた。同社はOEM/EMS(製造受託)事業としてIoT機器を製造してきたが、aiwaブランドを通じて、コンシューマーや法人向けに直接製品を販売する。同社が培ってきた開発ノウハウを融合させることで、「現在のデジタル社会に浸透する製品」を展開するとしている。

aiwaデジタル JENESISが、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチを合わせて一挙6機種を発表。ブランドイメージキャラクターに石橋凌氏を起用した

 第1弾プロダクトは、公式オンラインストア「aiwaデジタルダイレクト」にて、9月7日以降、順次発売していく予定。ラインアップは以下の通り。

6.5型のエントリースマートフォン「JA2-SMP0601」

 Android 12(Go Edition)を採用したエントリー層向けのスマートフォン。9月7日の発売を予定しており、オンラインストアの発売記念特価は1万6800円(税込み、以下同)。安さが際立つが、メインメモリが2GB、内蔵ストレージが32GB、ディスプレイ解像度が720×1600ピクセルにスペックを抑えている。プロセッサはT310(4コア)、バッテリー容量は4000mAh。

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aiwaデジタル 6.5型スマートフォン「JA2-SMP0601」

 アウトカメラは1300万画素のメインと200万画素のマクロというデュアルカメラとなっており、インカメラは1300万画素。

 SIMはnanoSIMを2枚挿せるデュアルSIMに対応している。4Gのバンドは B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28B/B34/B38/B39/B40/B41をカバーしており、ドコモとソフトバンクのネットワークで利用できる。microSDスロットも備えている。

 サイズは約76.6(幅)×164.4(高さ)×9.2(奥行き)mm、重量は約190g。IP52の防塵(じん)と防滴をサポートしている。外部接続端子はUSB Type-Cで、3.5mmイヤフォンジャックも備えている。カラーはブラックとホワイトの2色。

 Go Editionを採用しており、通常よりも容量の軽いGoogle アシスタントやギャラリーのアプリを用意。プリインアプリは必要最低限のものに絞られているが、ボイスレコーダーやFMラジオ、取扱説明書も入っている。

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aiwaデジタル ブラックの実機
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aiwaデジタル ホワイトの実機
aiwaデジタル 広角+マクロのデュアルカメラを搭載
aiwaデジタル カメラUIは過度なカスタマイズは施されていないようだ
aiwaデジタル Googleが提供するGo Edition向けのアプリを用意

スマートウォッチ「JA2-SMW0001」

 IP67の防水・防塵に対応したスマートウォッチ。9月7日の発売を予定しており、公式オンラインストアの発売記念特価は5800円。

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aiwaデジタル スマートウォッチ「JA2-SMW0001」

 心拍数センサー、血中酸素濃度センサー、加速度センサーを備えており、心拍数、心拍変動、血中酸素、睡眠管理などのウェルネス機能を充実させた。20種類以上のスポーツモードも備えており、生活中のバイタルを管理できる。

 ディスプレイは240×280ピクセルの1.85型液晶を備えている。約1.5時間で満充電ができ、最大5日間の連続使用が可能。サイズは45(幅)×38(高さ)×11(奥行き)mm、重量は57g。対応OSはiOS 10以上、Android 5.1以上となっている。

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8型のAndroidタブレット「JA2-TBA0801」

 アルミボディーを採用したエントリータブレット。9月下旬の発売を予定しており、公式オンラインストアの発売記念特価は1万6800円。こちらもAndroid 12(Go Edition)を採用しており、メインメモリは2GB、内蔵ストレージは32GBに抑えている。プロセッサはMediaTek MT8168、バッテリー容量は4400mAh。800万画素のアウトカメラと500万画素のインカメラを備える。

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aiwaデジタル 8型のAndroidタブレット「JA2-TBA0801」

10.3型のフラグシップAndroidタブレット「JA2-TBA1001」

 厚さ7.9mmの薄型ボディーにCorning Gorilla Glassの強化ガラスをディスプレイに採用したタブレット。今回発表したAndroidタブレットの中では最もスペックが高く、同社は「フラグシップモデル」とうたう。9月7日の発売を予定しており、公式オンラインストアの発売記念特価は3万9800円。

 プロセッサはMediaTekのMT8183、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は6800mAh。1300万画素のアウトカメラと800万画素のインカメラを備える。IP65の防水・防塵性能もサポートしている。ビデオ会議や動画視聴などを快適に行えるよう、4つのスピーカーと2つのマイクを装備する。

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aiwaデジタル 10.3型のフラグシップAndroidタブレット「JA2-TBA1001」

10.1型のエントリーAndroidタブレット「JA2-TBA1002」

 JA2-TBA1001よりはスペックを抑えたAndroidタブレットで、コストパフォーマンスの高さを追求した。9月下旬の発売を予定しており、公式オンラインストアの発売記念特価は1万9800円。

 プロセッサはMediaTekのMT8168、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は5300mAh。500万画素のアウトカメラと200万画素のインカメラを備える。

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aiwaデジタル 10.1型のエントリーAndroidタブレット「JA2-TBA1002」

10.5型の2in1 WindowsタブレットPC「JA2-TBW1001」

 Windowsに最適だという3:2比率のディスプレイを搭載しており、OSはWindows 11 Proをプリインストール。10月中旬の発売を予定しており、公式オンラインストアの発売記念特価は4万9800円。プロセッサはIntel Celeron N4020、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は3500mAh。専用のキーボードが付属しているのも特徴だ。

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aiwaデジタル 10.5型の2in1 WindowsタブレットPC「JA2-TBW1001」

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