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» 2008年04月11日 18時00分 UPDATE

高橋敦の「Macでいいじゃん!」第12回:ウワサの「dolipo」で、Webブラウジングを高速化

Mac OS Xの世界には“高速化ツール”というのはあまり見当たらなかったが、「明らかに速くなる」と評判のウェブブラウジング高速化ツールが登場した。これは要チェックだ!

[高橋敦,ITmedia]

ネット高速化ツール「dolipo」登場!

og_mac12_001.jpg dolipoをゲットして「アプリケーション」フォルダにインストールしよう

 Windowsにはシステムの設定を最適化するなどして、実際の処理速度や体感速度を向上させる”高速化”文化があり、”高速化ツール”というものも以前から多数存在した。

 しかしMacに目を向けると、特にOS X時代になってからは、高速化のノウハウもツールもあまり普及していない印象を受ける。OS Xは素の状態での完成度が高いので、いじる必要があまりないということなのだろうが、ちょっとさびしい……。

 しかし、先日登場したネット高速化ツール「dolipo」は、カスタマイズジャンキーを満足させるにちがいない1本だ。高速化ツールというのはだいたい「んー、気持ち、速くなったかもね」程度の効果を得られれば御の字。だが、このdolipoは「ウェブブラウジングが体感できるレベルで高速化される」と各所で賞賛されているのである。これは試さずにはいられない!

利用開始までは少し手間だけど

 ただし、doripoは運用開始時の設定が少し手間だったりする。まあ、手間ではあるけれど難しくはない。今回は手順を少し詳しく紹介しておくので、参考にしてほしい。

 まずdlipoを起動。するとメッセージが表示される。

og_mac12_002.jpg dolipo起動時に表示される、設定を促すメッセージ

 というわけでメッセージに従うべく設定開始だ。

og_mac12_003.jpgog_mac12_004.jpgog_mac12_005.jpg システム環境設定の「ネットワーク」を開き、インターネット接続に利用しているネットワーク環境(「Ethernet」か「AirMac」)を選択。さらにその「詳細…」ボタンをクリックする(画面=左)。「構成するプロトコルを選択」で「Webプロキシ」と「保護されたWebプロキシ」をチェック。「保護されたWebプロキシサーバ」のところにdolipoが指定したアドレスを入力する(画面=中央)。メニューバーのdolipoメニューで「Start At Login」をチェックしてシステム起動時にdolipoも自動起動するように設定する(画面=右)

 設定を終えたら動作確認ページにアクセスしてみよう。

dolipoの速さを体感! そしてさらに……

 これであとは普通にSafariでウェブブラウジングすれば、その速さを体感できる。特にYouTubeニコニコ動画は読み込みの高速化が分かりやすいようだ(もちろん、環境や感じ方によって差異はあるだろうが)。

og_mac12_006.jpg Safari 3.1の環境設定「詳細タブ」で「メニューバーに”開発”メニューを表示」を有効にして、その「開発」メニューで「キャッシュを無効にする」を選択

 設定の途中で理解した方も多いと思うが、dolipoは一種のプロキシとして動作し、システム・インターネット間の通信の効率化と、キャッシュの効率運用などを行うツールだ。

 そこで鋭い方はさらに「dolipoが独自のキャシュ機能を持ってるならSafariのキャッシュ機能とダブらねーか?」ということにもお気づきかもしれない。実際、そこが重複しているのはあまりよろしくない。

 実は先日のアップデートで、Safariにはキャッシュを無効化する設定項目が追加された(Safari 3.1)。その設定を利用して、Safari側のキャッシュは無効にしておこう。これでdolipoのキャッシュはより効率的に働き、ブラウジング速度をさらに加速してくれるはずだ。

※記事初出時、dolipo設定後の動作確認ページのURLに誤りがありました。おわびして訂正いたします。

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