LM750/DSは、Core i7-660UM(1.33GHz/最大2.4GHz/デュアルコア/Hyper-Threading Technology対応)+Intel MH55 Expressの組み合わせに、4Gバイトのメインメモリ、640GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、CPU統合グラフィックス、1366×768ドット表示に対応する13.3型ワイドの液晶ディスプレイを備え、OSに64ビット版のWindows 7 Home Premiumを採用する。
ベンチマークテストの結果は以下の通り。
ベンチマークテスト | LaVie M LM750/DS | |
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PCMarkVantage 1.0.2.0(1024×768) | PCMark | 426 |
PCMark05 | PCMarks | N/A |
CPU | 5144 | |
Memory | 4860 | |
Graphics | 1990 | |
HDD | 4146 | |
3DMark06 1.2.0(1280×768) | 3DMarks | 1276 |
SM2.0 | 397 | |
HDR/SM3.0 | 511 | |
CPU Score | 1730 | |
FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3 | Low | 2531 |
High | 1695 | |
Windowsエクスペリエンスインデックス | プロセッサ | 5.7 |
メモリ | 5.7 | |
グラフィックス | 3.5 | |
ゲーム用グラフィックス | 4.8 | |
プライマリハードディスク | 5.9 | |
PCとしての基本性能は、ベーシック志向のモバイルノートPCとしてはそこそこ高い。CPU統合グラフィックスのためグラフィックス系のスコアはやや低いが、本機は最新の3Dゲームなどをガンガン楽しむPCではないので仕方ない。ともあれ、重量1.86キロで最大10時間のバッテリー動作を実現するモバイルノートPCとしては上々といえる。
この長時間のバッテリー動作は超低電圧版CPUの採用と省電力設計による効果で、“軽量かつ、長時間のバッテリー動作”は昨今のモバイルノートPCに望まれる性能である。標準バッテリーで10時間前後も動作するなら、例えば1日分全コマの講義・授業をこなしても、あるいは出張時や会議が続く場合も安心して使えそうだ(充電時間は電源オフ時で約6時間)。バッテリー利用時のディスプレイ輝度やワイヤレス通信機能パフォーマンスを細かく設定し、バッテリーをより長持ちさせられる「ECOモード設定ツール」も用意する。さらに、ACアダプタも前モデル比で約3割の小型・軽量化が図られ、携帯しやすくもなった。
オフィススイートはWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookを包括したOffice Home and Business 2010のほか、多数の便利なアプリケーションもプリインストールする。PCの機能や付属ソフトの使い方について詳しい解説が見られる「ソフト&サポートナビゲーター」や、アプリケーションやWebサービスへ簡単にアクセスできる「おすすめメニューNavi」といった中でも初心者に便利なツールも用意し、分からないこと・やりたいことを直感的に探したり、調べられる仕掛けもきちんと工夫されている。
このほかサポート面では、2011年5月31日まで先着1万人を対象に「オンライン自動バックアップ」と「データ復旧サービス」(合計、通常630円/月)が加入月+3カ月無料となり、旧PCからのデータ移行を電話やリモートサポートで手助けしてくれる「データ引っ越しサポートサービス」をセットにした、優待パックを提供する。データ移行に不安のある人は、この機会にぜひ利用してほしい。
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