「年末直前まで新製品が出そう」――ノートPCを“2画面化”できる液晶ディスプレイが話題古田雄介のアキバPickUP!(3/4 ページ)

» 2011年12月26日 11時06分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「底面からの吸気に気合い入りまくり」――abeeの5万円ケース「AS Enclosure X3」がデビュー

 PCケースは最高級クラスのE-ATXモデルが話題を集めた。abeeの「AS Enclosure X3」で、価格は5万円弱。内部が上下2部屋に分かれており、下段に電源を設置するデザインだが、底部が大きく隆起しており、底面から効率的に吸気できる仕組みを採用しているのが特徴だ。スチールシャーシとアルミパネルを採用しており、229(幅)×579(幅)×549(高さ)ミリの大ぶりな筐体から、重量は約12.5キロとなる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「底面に吸気用の12センチファンが2基あるほか、左側面にも2基の12センチファンが用意されています。静音性重視のケースが多いabee製として珍しく、かなり積極的にエアフローがいじれるデザインになっています。価格帯からいって、そうポンポン売れるモデルではないと思いますが、熱烈に欲しがる人がいそうなケースですね」と評価していた。

abee「AS Enclosure X3」

 電源ユニットも高級モデルが注目されていた。先週登場したのは、シーソニックの1250ワット電源「SS-1250XM」と、1キロワット電源「SS-1000XP」。SS-1250XMは80PLUS GOLD認証を受けており、価格は3万8000円弱となる。SS-1000XPは80PLUS PLATINUM認証取得で3万5000円前後となる。

 1キロワット電源が1万円台後半から選べる現状でも、この2モデルは好調に売れているという。クレバリー1号店は「電源ユニットに関しては、数値以上に信頼性を重視して、『高くてもいいモノを買うべき』と考える人が多いように感じます。特に80PLUS PLATINUMを取得しているSS-1000XPを狙っている人は、ゲーマーを中心にけっこういると思いますよ」と話していた。

 また、「SLIやCrossFireXなどのマルチGPU構成を導入しているユーザーの多くは1キロワット以上の電源を選ぶケースが増えています。ハイエンド系のGPUに関しては消費電力がどんどん上がっていますからね」(ソフマップ秋葉原本館)といった事情からも、大容量電源の需要がじわじわ上がっているという。

シーソニック「SS-1000XP」と「SS-1250XM」(写真=左)。SS-1250XMのパッケージにプリントされた「80PLUS PLATINUM」のロゴ(写真=右)

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