米MicrosoftでWindows開発チームを率いるスティーブン・シノフスキー氏の予告通り、日本時間の6月1日に「Windows 8 Release Preview」(W8RP)が公開された。W8RPは「Release Candidate」(RC版)と呼ばれ、製品完成前の最後のリリースとなるバージョンだ。ほぼ完成に近い状態ものといえる。
W8RPは「Windows 8 Release Preview」のWebページからダウンロードできる。ここにはダウンロードページへと誘導するリンクがあるが、ここでダウンロードできるのは.exe形式のインストーラのみで、アップグレードインストールが前提となっている。しかし、ここでは安全を期すため、仮想環境のVirtualBoxへクリーンインストールすることを推奨したい。その場合、ISO形式ファイルを入手できるWebページへ移動する必要がある。なお、VirutalBoxにおける基本的なインストール方法についてはこれまでの連載記事(こちらや、こちら)を参照してほしい。W8RP本体のインストール手順についても前バージョンのWindows 8 Consumer Preview(W8RP)とほぼ一緒なので、参考になるはずだ。
VirtualBoxで20〜30分ほどW8RPを使用した印象だが、W8CPからの大きな変化は感じられなかった。ただ、W8RPが現バージョンのVirtualBoxと相性が悪いらしく、何度かキー入力を受け付けなくなってフリーズしたり、ブルースクリーンを出す症状が見られた。おそらくVirtualBox側の問題だと思われる。詳細な差分は追って報告する予定だ。
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