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» 2012年09月12日 15時00分 UPDATE

ビジネスで活躍するデルノートを探せ!:ビジネスでベストなノートPCはこれっ──デル法人向けノートPCバイヤーズガイド (1/2)

ノートPCで外勤部隊の戦力をアップしたいと悩む期末のPC導入担当者。ビジネスノートPCは数あれど、価格とサポートで選ぶならデルのラインアップはどうだろうか。

[林.佑樹(撮影:矢野渉),ITmedia]

中小規模事業所の導入に最適化したデルのサポート

 モバイルクラスのノートPCを利用する企業は、依然として増えている。ノートPC自体のスペックアップにより、オフィス用途のアプリケーションやプレゼンテーション用の動画再生、場合によっては、ストリーミング配信といった作業をデスクトップPCに頼らなくてもよくなり、かつ、ミニタワーPCやタワーPCの設置スペースが節約できるなど、オフィス事情的なメリットを多く得られるためだ。

 さらに、実働部隊の生産効率という視点でも、携帯できるノートPCなら、普段オフィスで使っているPCを出先の打ち合わせでもそのまま利用できるし、ネットワークが使えるのであれば、オフィスのデータベースを出先からアクセスしながら商談を進めることも可能だ。

 このような、ビジネス利用で最も使われているのが、液晶ディスプレイのサイズ13.3〜15.4型のモデルだ。13.3型の液晶ディスプレイを搭載するモデルは、携帯利用を重視したモデルが多く、かつ、オフィスの省スペースにも貢献するといったメリットのほか、オフィス全体の消費電力抑制も可能になる。

 このクラスの液晶ディスプレイを搭載するノートPCは、携帯して出先で使うのにも、いろいろと書類が散乱して、空いているスペースが意外と狭い業務用デスクに置くにも邪魔にならないサイズだ。かつ、キーピッチやキートップのサイズがデスクトップPCに相当し、作業性を損なわないというところがビジネス現場の支持を受けている。

 それに加えて、デルは、充実した法人向けサポートを提供している。特に、専門のIT管理部署と人材を持つのが難しい中小規模の企業であれば、デルの法人向けサポートを利用することで、運用管理とメンテナンスにかかるコストと人材を節約できる。また、外に持ち出して利用することが前提のモバイル向けノートPCを導入するとなると、利用中の落下によるPCの破損にとどまらず、盗難の被害が発生した場合の対策も用意しておかなければならない。しかし、このような問題が発生した場合でも、24時間の電話サポートが利用できる「デル・プロサポートサービス」や落下や水害、不測の事故によるダメージに対応する「アクシデンタル・ダメージサービス」は、ユーザーと企業に安心感を与えてくれる。

 デルのサポートメニューには、現状の環境分析リポートから、その分析に基づいた最適のサポート計画を立案する「ITアドバイザリーサービス」なども用意している。コンシューマーユーザーのみならず、法人ユーザーにも手厚いサポート体制があるため、IT管理コストと人材の問題などで、企業として全体的な導入に踏み切れていない事業所は、この機会に、デルとともに購入の検討をしてみるといいだろう。

ビジネスシーンに耐える3つのモバイルノート

 今回のバイヤーズガイドで法人利用で勧めたいノートPCは、「XPS 13 Ultrabook」と「Latitude E6430s」、そして「Vostro 3560」の3モデルだ。

XPS 13 Ultrabook

kn_dellbuyerbiz_01.jpg コンパクトで薄いボディでスタイルの評価も高い「XPS 13 Ultrabook」

 XPS 13 Ultrabookは、その外観でも高い評価を得たモデルだ。13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、本体サイズは11.6型液晶ディスプレイを搭載するノートPCとほぼ同等というコンパクトなボディも携帯利用では有利だ。ボディの形状はくさび形で、最薄部が約6ミリと、営業担当者が使う営業用カバンでの納まりはよく、重さも約1.36キロと日常の持ち歩きに耐えられる。実際のところ、Ultrabookながら、すでに企業での導入例も多いとデルは説明している。

 ビジネスの現場で意外と有効なのが、取り出してから使い始めるまでの時間が短いことだ。XPS 13 Ultrabookでは、起動までの時間が8秒以内、スリープからの復帰も約1秒で済む。「取り出してすぐに使える」という“PCを使うときのスマートな所作”は、服装や言葉遣いと同様に、商談相手にいい印象を与えてくれる。そういう意味では、シルバー基調の鋭利なボディデザインも、シャープな印象として相手に記憶されるはずだ。“営業”という仕事では、こういう部分が意外と重要になる。

 もちろん、肝心の“プレゼンテーション”という場面でも、小型のUltrabookながら13.3型液晶ディスプレイによる説明は、高い説得力を持つだろう。

 携帯利用で重要な堅牢性能についても、薄いボディのXPS 13 Ultrabookは、天板素材に削りだしアルミニウムを採用し、本体のベースカバーに炭素繊維強化プラスチック、そして、パームレストにはマグネシウム合金といった軽量、かつ、剛性の高い素材をそれぞれに用いている。さらに、液晶ディスプレイの全面をGorillaガラスで覆うなど、その耐久力は、薄いボディでは想像がつかないほどに高い。

Latitude E6430s

kn_dellbuyerbiz_02.jpg 2キロを切るボディに14型ディスプレを搭載して実売価格12万台のLatitude E6430s

 「Latitude E6430s」は、14型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながらも、携帯利用が可能な2キロを切る重さを両立した“多目的”なノートPCといえる。利用形態としては、据え置きノートPCとモバイルノートPCの中間に位置し、かつ、コストパフォーマンスに優れたモデルだ。携帯利用という視点では、屋内移動に適した大きさで、作業スペースから会議室まで持ち運ぶといったことが多いのならば、XPS 13 Ultrabookより画面サイズが大きいLatitude E6430sを勧めたい。また、外勤の移動が電車や徒歩ではなく、車中心という場合もLatitude E6430sを選んでいい。とはいえ、本体の重さは約1.7キロなので、1日炎天下の移動ということでなければ問題ない。

 Latitude E6430sでも、システムの構成はある程度ユーザーが選択できる。CPUでは、Core i7-3520M(2.9GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.6GHz)に加えて、Core i5シリーズのCore i5-3360M(2.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.5GHz)、そして、Core i5-3320M(2.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz)の選択が可能で、高い処理能力を求める部署でも性能に不足はない。

 Latitude E6430sは、堅牢性も重視している。ボディには、アルミニウム合金を多用して強度を確保した「Tri-metal」シャーシを導入して、MIL-STD-810G相当の振動テストと衝撃テストをクリアしたほか、加速度センサを内蔵して落下時にHDDを守る機構を導入し、HDDベイには防振ゴムも取りつけている。また、インタフェースを拡張するドッキングステーションをオプションで用意するほか、TPMの実装、Dell Data Protectionの採用によるセキュリティ、vPro対応による運用管理の省力化など、ビジネスで利用する場合に必須となる機能も充実している。

Vostro 3560

kn_dellbuyerbiz_03.jpg コストパフォーマンスを重視しながらもハイエンド構成が選べる「Vostro 3560」

 Vostro 3560は、法人向けに用意された中小企業向けのブランドとして展開するノートPCで、15.6型液晶ディスプレイを搭載するシリーズの最新モデルだ。Vostroは、製品単体だけでなく、サービスとサポートをセットしたブランドともいってよく、標準パッケージには年中無休24時間の電話サポートが付属している。また、オプションには専用ダイヤルによるサポートなどを用意する。サービス内容でいえば、大企業向けと差異はほとんどなく、ユーザーがらとしては、サポート部門を立ち上げる必要もないのも、中小規模の事業所において導入がしやすいといえる。

 Vostro 3560は、企業での導入を最優先で配慮した、デザイン的にはストイックなノートPCだ。ただ、シンプルなデザインといいながらも、アルミボディを採用するほか、ヒンジに強化メタル構造を取り入れて、長期的運用に耐える。実際、ノートPCを長く使うと最初にガタがくるのはヒンジであることが多い。何回も開け閉めをすれば当然だが、開くときにはてこの原理で思ったよりも力が加わることも多い。このような工夫も、法人向けノートPCらしいアプローチといえる。

 15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載するVostro 3560は、据え置き運用が中心になる。ただ、重さは最小構成時で約2.51キロなので、会議室まで持ち運ぶといったことは可能で、大画面の作業性を優先して出先でも大型ノートを使いたいという場合は、車で移動するならあまり重さを意識しないで済む。このような移動して利用することも考慮してか、Vostro 3560は落下衝撃センサーを内蔵する。このセンサーの存在は、不測の落下事故が起きやすいオフィス内でも効果的で、HDDの物理的クラッシュが発生する確率を大きく下げてくれるはずだ。

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