Surface RTでは、データストレージの容量が32Gバイトのモデルと64Gバイトのモデルを用意する。展示機材は32Gバイト構成が多かったが、システムプロパティで確認すると、すでに25Gバイト近くを使っていて、ユーザー領域はわずか9Gバイトしか確認できなかった。システム領域だけで9.5Gバイトもあり、デフォルト状態でMicrosoft Officeを導入することを考えれば、Surface RTでユーザーが使えるデータ容量は非常にシビアといえるかもしれない。
この対策として考えられるのは、外部メモリを使うことだ。Surface RTでいえば、microSDカードスロットを搭載しているので、ここに挿入したmicro SDカードをテンポラリのデータ保存領域として利用することになるだろう。いまや、デジタルカメラの写真だけで数Gバイトは簡単に消費してしまうのに加え、これから利用が増える動画コンテンツなどの保存も考えれば、こうした外部メディアの活用は必須となるはずだ。
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