MacBook Airが値下げ――“Haswell Refresh”で高速化8万8800円から

» 2014年04月29日 21時12分 公開
[ITmedia]

 アップルは4月29日、ノート型Mac「MacBook Air」の新モデルを発表した。“Haswell Refresh”と呼ばれるインテルの新型CPUを採用するとともに、11インチ/13インチともに価格を下げている。

 11インチモデルは、128GバイトSSDを搭載する下位機「MD711J/B」が8万8800円、256GバイトSSDを搭載する上位機「MD712J/B」が10万8800円。13インチモデルは、128GバイトSSDの下位モデル「MD760J/B」が9万8800円、256GバイトSSDを搭載する上位モデル「MD761J/B」が11万8800円(すべて税別)。直販サイトのApple Storeではすべて24時間以内の出荷となっている。


 CPUを強化したマイナーチェンジモデルで、特徴的なユニボディデザインやスペックはほぼ従来モデルを引き継いでいる。CPUは1.4GHz動作(最大2.7GHz)のデュアルコアCore i5で、3Mバイトの共有スマートキャッシュを搭載、グラフィックス機能としてHD Graphics 5000を統合する(この仕様からCore i5-4260Uと思われる)。また、オプションにより1.7GHz動作(最大3.3GHz)のCore i7も選択可能だ。

 液晶ディスプレイの解像度は従来同様、11.6型の11インチモデルが1366×768ピクセル、13.3型の13インチモデルが1440×900ピクセル。メモリ容量は4Gバイト(1600MHz LPDDR3)/最大8Gバイト。バッテリー駆動時間も11インチモデルが最大9時間、13インチモデルが最大12時間と変更はない(ワイヤレスインターネット閲覧時。ただし、iTunesムービー再生などで若干の違いも見られる)。

 インタフェースはUSB 3.0×2、Thunderbolt、ヘッドフォン出力端子、ステレオスピーカー、デュアルマイク、720p対応FaceTime HDカメラ、ACアダプタ(45ワットMagSafe 2)接続用のMagSafe 2ポートを搭載。また、13インチモデルはSDXC対応SDメモリーカードスロットを備える。ワイヤレス通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0を内蔵する。

 本体サイズは、11インチモデルが300(幅)×192(奥行き)×3〜17(高さ)ミリ、重量は約1.08キロ。13インチモデルは325(幅)×227(奥行き)×3〜17(高さ)ミリ、重量は約1.35キロ。OSはOS X Mavericks。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月29日 更新
  1. ミリ波レーダーで高度な検知を実現する「スマート人感センサーFP2」を試す 室内の転倒検出や睡眠モニターも実現 (2024年03月28日)
  2. Synology「BeeStation」は、“NASに興味があるけど未導入”な人に勧めたい 買い切り型で自分だけの4TBクラウドストレージを簡単に構築できる (2024年03月27日)
  3. ダイソーで330円の「手になじむワイヤレスマウス」を試す 名前通りの持ちやすさは“お値段以上”だが難点も (2024年03月27日)
  4. 「ThinkPad」2024年モデルは何が変わった? 見どころをチェック! (2024年03月26日)
  5. ダイソーで550円で売っている「充電式ワイヤレスマウス」が意外と優秀 平たいボディーは携帯性抜群! (2024年03月25日)
  6. 日本HP、個人/法人向けノート「Envy」「HP EliteBook」「HP ZBook」にCore Ultra搭載の新モデルを一挙投入 (2024年03月28日)
  7. 次期永続ライセンス版の「Microsoft Office 2024」が2024年後半提供開始/macOS Sonoma 14.4のアップグレードでJavaがクラッシュ (2024年03月24日)
  8. サンワ、Windows Helloに対応したUSB Type-C指紋認証センサー (2024年03月27日)
  9. 日本HP、“量子コンピューティングによる攻撃”も見据えたセキュリティ強化の法人向けPCをアピール (2024年03月28日)
  10. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー