富士通は11月10日、同社直販サイト「WEB MART」で国産スリムタワーPCの新モデル「FMV ESPRIMO DHシリーズ WD2/S」を発表した。国内メーカー製ではもはや珍しいBTO対応のセパレート型(分離型)デスクトップPCで、店頭では取り扱わず直販サイト「富士通 WEB MART」で限定販売されるモデルだ。なお、その他の秋冬モデルは10月9日に先行してリリース済みだ。
同社が「カスタムメイドモデル」と呼ぶだけに、この「WD2/S」ではBTOの選択肢が拡張されている。具体的には、CPUにCeleron G1840(デュアルコア、2.8GHz)が加わり、グラフィックスカードに2GバイトのDDR3メモリを搭載したQuadro K620が追加された。これにより、より低価格な構成が選べ、さらにOpenGLに最適化されたCADや設計などプロフェッショナルな用途でも利用できるようになるなど、本機の対応シーンが広がった。
また、24型ワイド(1920×1200ピクセル)や20型ワイド(1600×900ピクセル)液晶ディスプレイのほかに、タッチ操作に対応した21.5型ワイド液晶ディスプレイ(1920×1080ピクセル)も選択肢に加わった。Officeも最新の「Office Personal Premium」(Word/Excel/Outlook)か、「Office Home & Business Premium」(Word/Excel/Outlook/PowerPoint/OneNote)に変更されている。
なお、詳細は同社の直販ページを参照してほしい。
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