パナソニック、Let'snoteシリーズ用バッテリーパックの交換対象を拡大対象バッテリーパックは20万個以上に

» 2014年11月13日 18時49分 公開
[ITmedia]

製造上の不具合により発煙と発火を起こす可能性

 パナソニックは、11月13日にLet'snoteシリーズの一部バッテリーパックについて交換と回収を行うことを発表した。パナソニックは、対象機種では電源を落としたのちに、バッテリーパックを取り外して品番とロット記号を確認するように呼びかけている。

 パナソニックでは、ユーザーからの問い合わせでフリーダイヤルを案内するほか、バッテリーパックの品番とロット記号の確認と交換回収の申し込みについて専用のWebページを用意した。詳しい情報はこちらのWebページに記載している。

PCの機種を確認する場所

CF-S10とCF-N10シリーズのバッテリーパックで品番とロット記号を確認する場所

CF-SX1/SX2/SX3、CF-NX1/NX2/NX3各シリーズのバッテリーパックで品番とロット記号を確認する場所

 回収対象のバッテリーパックでは、製造上の不具合により発煙と発火を起こす可能性がある。なお、本体に工場出荷時から付属していたバッテリーパックのほかに、オプションとして購入したバッテリーパックも交換対象になる可能性がある。

 パナソニックでは、2014年5月28日にもバッテリーパックの交換と回収について発表をしているが、今回は、対象機種とバッテリーパックの品番を拡大した。

 対象となる機種とバッテリーパックの品番、対象製造期間、そして、対象個数は以下の通りになる。

対象機種 対象バッテリーパック品番 対象製造期間 対象個数
CF-S10シリーズ、CF-N10シリーズ CF-VZSU60AJS、CF-VZSU61AJS、CF-VZSU64AJS 2011年4月〜2011年7月 4万3140個
CF-S10シリーズ、CF-N10シリーズ CF-VZSU60AJS、CF-VZSU61AJS、CF-VZSU64AJS 2011年4月〜2011年7月 4万3140個
CF-S10シリーズ、CF-N10シリーズ CF-VZSU60AJS、CF-VZSU61AJS、CF-VZSU64AJS 2011年7月〜2012年9月 16万4736個
CF-SX1シリーズ、CF-SX2シリーズ、CF-SX3シリーズ、CF-NX1シリーズ、CF-NX2シリーズ、CF-NX3シリーズ CF-VZSU75AJS、CF-VZSU76AJS、CF-VZSU78AJS、CF-VZSU79AJS 2011年7月〜2012年9月 16万4736個

 なお、2012年9月よりあとに登場した、CF-SX3シリーズとCF-NX3シリーズにおいて、本体に工場出荷時に付属していたバッテリーパックは対象外になる。また、2014年秋冬モデルで登場したCF-RZ4シリーズなどのSX3、NX3以外のモデルで今回のバッテリーパック不具合の影響はない。

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