性能面では、4Kクラスのコンテンツ利用が可能になったことや、グラフィックス関連の処理能力が向上したうえで、LGA1150に対応してIntel 9シリーズチップセットが利用できることから、今まで使ってきたマザーボードやメモリで構成するシステムでもCPUを更新できることをアピールしている。
具体的な性能向上の指標としては、インテルが測定したベンチマークテストの結果を示し、TDP 65ワットでIntel HD Graohics 4600を統合したCore i7-4790SとCore i7-5775Cを比較して、3Dグラフィックス処理能力で約2倍、トランスコード処理で35%、演算処理能力で最大20%の向上を確認したとしている。
CPUに統合するグラフィックスコアの性能向上については、プロセスルールの微細化とそれによって実装できる演算実行ユニットの増加を取り上げ、第2世代Coreプロセッサー・ファミリーに統合していたIntel HD Graphics 3000が32ナノメートルプロセスルールで演算実行ユニットが12基だったのに対して、Iris Pro Graphics 6200では、14ナノメートルプロセスルールで演算実行ユニットが48基になったことを挙げている。
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