米Forbes誌が、「世界で最も影響力のある人物」の2015年版ランキングを発表しました。1位は3年連続でロシアのプーチン大統領、2位はドイツのメルケル首相、3位はアメリカのオバマ大統領がランクインしています。
日本からは28位にトヨタ自動車の豊田章男社長、41位に安倍総理大臣、50位に日本銀行の黒田総裁、51位にソフトバンクの孫正義社長の4人が選ばれました。
今回発表された全73人中、テクノロジー分野からは12人が選出されています。順位は以下のとおり(カッコ内は去年の順位)。
「週末アップルPickUp!」としては、ティム・クックCEOの順位が気になるところ。今年Appleは時価総額が7000億ドルを超え、2014年に続き世界一の企業となりました。iPhone 6シリーズも世界で最もヒットしたスマホとなり、Appleブランドは盤石のものに。
このようにティム・クックがCEOに就任してからAppleの業績は右肩上がりですが、“影響力”では順位が去年よりも下という評価でした。
ちなみに、米Out誌の2015年「アメリカで最も影響力のある同性愛者50人」では1位に選ばれています。
前CEOの故スティーブ・ジョブズ氏は、米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に5回選出されたほか、同誌の「最も影響力のあるアメリカ人20人」にアルバート・アインシュタイン、エイブラハム・リンカーン、トーマス・エジソンらとともに選ばれています。タイプの異なるCEOなので、“影響力”という物差しだけで比べてもしょうがないですけどね!
ちなみに、今回のランキングで最も若いのはマーク・ザッカーバーグ氏で31歳(!)、最も年齢が上なのはビル・ゲイツ氏で60歳でした。IBMのジニー・ロメッティCEOはテクノロジーカテゴリで唯一の女性となっています。
国別に見ると、アメリカ国籍が9人、中国国籍が3人と米中が占める結果に。今後テクノロジーカテゴリにランクインする日本人が新たに現れる日は来るのでしょうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.