先に紹介した「iPad Pro」の動画リポートに続き、iPhoneの新モデル「iPhone 6s/6s Plus」のファーストインプレッションを紹介しましょう。
これまでのウワサ通り、カラーバリエーションには、スペースグレイ、シルバー、ゴールドに加えて、新色の「ローズゴールド」が登場しました。
iPhone 6sの公式ビデオには、テクノポップユニットのPerfumeや、米歌手兼女優のセレーナ・ゴメスが、ローズゴールドモデルを使ってセルフィー(自撮り)する場面が登場。彼女たちのはなやかな笑顔と、洗練されたローズゴールドの雰囲気がぴったりですね。これは女性人気が高くなりそう!
ボディには航空宇宙産業で使われるものと同じグレードのアルミニウム合金が採用され、カバーガラスも強化されました。これまで画面割れ防止などのためにカバーを着せていた女性ユーザーも、気兼ねなくカバーなしでローズゴールドのカラーリングを楽しめそうです。
Apple Watchや新しいMacbookに搭載された「感圧タッチ」(Force Touch)は、「3D Touch」という名前でiPhone 6sに採用されました。タップやスワイプなど従来のマルチタッチジェスチャーに加え、新たに軽くプレスする「Peek」と深く押しこむ「Pop」の動作が加わり、できる操作が増えています。
iSight(背面)カメラは800万画素から1200万画素に、FaceTime(前面)カメラは120万画素から500万画素まで向上し、センサーも進化したことで、さらに美しい写真を撮影できるようになりました。iSightカメラのビデオモードでは、新たに4Kサイズにも対応します。
また新機能「Live Photos」では、写真を撮るようにして前後の動きとサウンドを1.5秒間撮影します。ファイル形式はJPEGのため、Windows PCやAndroid端末などでは通常の静止画のまま。今後対応アプリが増えれば、SNS上などでもLive Photosを見られるようになるそうです。
ところで今回のイベントのキャッチフレーズは「Hey Siri, give us a hint.」(Hey Siri、ヒントちょうだい)でしたが、イベント終了後のアップル公式サイトには「Hey Siri、今日は何かいいことあった?」の言葉が。さっそくSiriに同じことをたずねてみると、イベントでの発表内容を簡単に答えてくれました。
Siriの言うとおり、さらにパワフルでパーソナルな端末に生まれ変わったiPhone 6s。発売日が待ち遠しい!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.