いよいよアップルのスペシャルイベントが来週に迫ってまいりました! 開催場所となるビル・グラハム・シビック・オーディトリアムは約7000人を収容する大きな講堂で、1977年に「Apple II」が発表された場所でもあります。
これまでのウワサがすべて事実であれば、発表会はビッグな会場に引けをとらない大規模な内容になりそうです。
2012年以来のリリースとなる新型「Apple TV」は、SiriとHomeKitへの対応がほぼ確実と見られています。A8チップの採用やストレージ容量の増加、ゲームコントローラーにもなるモーションセンサー付きのリモコンなど、ハード面も大幅に強化されそうです。発売は10月、価格は200ドル以下とややお高めの予想ですが、これだけ性能がパワーアップするのならば仕方ないのかも。
一方、発表はないと見られていた12.9型「iPad Pro」ですが、ここに来てApple系メディア「9to5Mac」が情報筋の話として、新型「iPad mini」と同時発表される可能性を報じています。
これまでは例年10月に新型iPadやMac、OS Xをお披露目するスペシャルイベントが行われてきましたが、もしかして今年は9月の発表会に統合されてしまうのでしょうか? それなら今回の規模の大きさもうなずけますが……。
大本命となる次期iPhoneは、例年のサイクル通り大幅なデザインの変更はないものと思われます。ただし、カラーバリエーションには新しく「ローズゴールド」が加わると見られています。
iPhone 6Sのローズゴールドモデルで使用する材質はアルミニウムとのこと。Apple Watchのローズゴールドケースは18Kならではの上品な色味ですが、アルミニウムではどんな発色になるのか気になりますね。
画面を深く押すことで、単なるタッチとは別の操作が可能になる「感圧タッチ」の搭載にも注目。ミュージックアプリで曲名を強く押すとプレイリストに追加する、Safariでリンクを強押ししてリンク先をプレビューするといった使い方が予想されています。ほかにも感圧タッチによる機能の変化はたくさんあるでしょうから、ここは個人的に楽しみなポイントです。
カメラ性能も大幅に進化するかもしれません。iSight(背面)カメラは800万画素から1200万画素に、Face Time(前面)カメラは120万画素から500万画素まで向上し、背面カメラは4K動画の撮影をサポートする可能性があります。
前面カメラはより大きなセンサーを搭載し、これまで背面カメラにしか対応していなかったスローモーションやパノラマ機能も使えるようになるとのこと。またLEDフラッシュがない代わりに、ディスプレイを一瞬真っ白に光らせることで、フラッシュを使ったような写真が撮影できるもよう。これは夜の自撮りがはかどりますね。
これらのウワサの答え合わせは、日本時間10日午前2時スタートです。ストリーミング配信を視聴予定のアップルファンは、仮眠を取って発表に備えましょう!
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