←・女子流「Apple Watch」活用術」(1):Apple Watchのクックパッドアプリを使って料理してみた
ゴールデンウィークも後半を迎え、さすがにうちで飲んでゴロゴロするのも飽きてきた今日このごろ。人が多いのはいやだけど、さすがに今日くらいは出かけてみるか(連休明けに社会復帰できなくなりそうだし……)。
準備を済ませいざ自宅を出ようとすると、iPhoneがいつものバッグに入っていないことに気づきます。
「Apple WatchにかまけてiPhoneの存在を忘れてた。朝充電して、洗面所に持って行って、そのあとどうしたっけ?」
探しても探してもiPhoneは見つかりません。「にんにく、にんにく、にんにく……」と唱えながら探してみても一向に出てきません(都市伝説)。「たまに出かけようものならこれだよ」とやさぐれて、思わずお酒をもう1缶開けそうになってしまいます。
こんなとき、今までは家の固定電話からiPhoneへ電話してみたり、一緒にいる人に頼んで私のiPhoneへ電話してもらったりと、探すのにちょっとした手間がかかりました。ところが、Apple Watchならもっと簡単にiPhoneを探すことができるのをご存じでしょうか?
まず文字盤の画面で下から上にスワイプすると、「グランス」が表示されます。グランスは天気予報やカレンダーなど、必要な情報に素早くアクセスできるウィジェットのような表示モードです。このグランスを一番左までスワイプすると、iPhoneを機内モードやおやすみモードなどに変更できるグランスがあります。
この画面の下部には、iPhoneから音が出ているようなボタンも表示されています。これを押すとiPhoneから「ピピピ」という電子音が鳴り響き、iPhoneの居場所を知らせてくれるのです。
さっそくボタンを押してみると、どこからともなく音が聞こえてきました。台所から鳴っているようなので、近づきながら何度かボタンをタップして呼び出してみると……。
「なぜかシンクの下にあった!」
というわけで、Apple Watchを使って簡単にiPhoneを見つけることができました! iPhoneがすぐそばにあるはずなのに見つからない……そんなことがよくある人には、かなり重宝する機能ではないでしょうか。
ちなみに、この機能はApple WatchとペアリングされたiPhoneをBluetoothで探すため、あまり距離が離れすぎているとiPhoneを呼び出せません。自宅のどこかなど、捜索するエリアが狭い場合に使いましょう。また、呼び出し音が大きいため、静かな場所や周囲に気を遣うような場所では利用しないほうがよさそうです。
もし、外出先などiPhoneをどこで落としたか分からないようなときは、今まで通りiCloud.comかアプリの「iPhoneを探す」を使えば、マップ上でiPhoneの位置を確認できます。
このように「Apple WatchからiPhoneを探す機能」は使えるシーンが限られそうですが、ふとんの中でiPhoneを触りながら寝落ちしたときや、大きなバッグを使っているときなど、身の回りで意外と日常的にiPhoneは行方をくらますもの(ですよね?)。忙しいときにもすぐに見つけられるように、Apple WatchでiPhoneを呼び出す方法は覚えておきたいものです。
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