Snapdragon 820の「ハイエンドWindows 10スマホ」はいつ出るのか鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ)

» 2015年12月16日 06時00分 公開

やっぱりハイエンドなWindows 10スマホが欲しい人へ

 日本でも「Windows 10 Mobile」搭載スマートフォンが盛り上がりつつあるが、現状ではミドルレンジ以下のプロセッサを搭載したモデルに限られている。Microsoft純正スマホの「Lumia」シリーズにはハイエンドモデル(950/950XL)があるものの、国内市場に当面投入されない見通しだ。ハイスペックなWindows 10 Mobileスマホを望むユーザーにとっては、もう少し辛抱が必要だろう。

 MicrosoftのLumia 950XLは、プロセッサにSnapdragon 810を搭載するハイエンドモデルだが、2016年には次期プロセッサのSnapdragon 820搭載製品が続々と登場することになる(もちろん、Androidスマホも含めての話だが)。そのSnapdragon 820搭載スマホについて、Windows 10 Mobile端末の情報が思わぬところから入ってきたので紹介したい。

 Snapdragon 820と言えば、Qualcommが中国・北京で12月11日にメディア向け体験会を行い、現行のSnapdragon 810に比べて、CPUのパフォーマンスと電力効率が2倍向上したとアピールしたばかり。2016年春までのタイミングに多くの同プロセッサ搭載製品が発表され、夏までには市場投入されるとみられる。

Snapdragon 820 「Snapdragon 820」は、64BitのKryo(クライヨ) CPU、X12 LTEモデム、Adreno 530 GPU、Hexagon 680 DSPで構成される

 MicrosoftはまだSnapdragon 820へのWindows 10 Mobile対応を正式発表していないものの、2016年2月に開催される世界最大級のモバイル/通信イベント「Mobile World Congress(MWC)」くらいのタイミングまでには、何らかのアナウンスがあるだろう。

 Snapdragon 820搭載のWindows 10 Mobileスマホがいつ登場するのか気になるところだが、早くもこのSnapdragon 820を搭載したWindows 10 Mobile端末がGFXBenchのベンチマークサイト上に出現して話題を呼んでいる。

GFXBench GFXBenchのベンチマークサイト上に出現した謎のWindows 10 Mobileハイスペック端末「HP Falcon」

 この端末の詳細は不明だが、名称は「HP Falcon」という。SoCの表示が「Qualcomm ARMv7のクアッドコアCPUとAdreno 530」となっているが、これがどうやらSnapdragon 820を示しているようだ。

 その他のスペックだが、ディスプレイは2560×1440ピクセル表示の5.8型パネルを搭載する。メモリは0.9GBとハイエンドプロセッサにしては控えめだが、これは実際の数字を反映したものではないだろう。もう1つ特筆すべき点は背面カメラの「1200万画素」という部分で、現行機種と比べてもかなりのリソースをカメラ性能に注いでいる。

 これが実際に製品が登場することを示唆しているのか、そして名前から考えてHewlett-Packard(HP)によるWindows 10 Mobile市場参入の第1弾製品となるのか、不明な点は多々あるが、非常に興味深い話題だ。

 いずれにせよ、Snapdragon 820搭載製品が登場間近であることは確かで、Windows 10 Mobileでハイエンドモデルが欲しいと考えているユーザーは注目してほしい。

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