人気のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演を特等席で楽しめる「Cirque du Soleil's Kurios」石井英男の「週刊Gear VR」(第5回)

» 2016年06月09日 16時00分 公開
[石井英男ITmedia]
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 本連載では、Gear VRで楽しめるアプリを毎週紹介している。これまではゲームを取り上げてきたが、Gear VRで利用できるアプリはゲームだけではない。今回は、シルク・ドゥ・ソレイユの公演を臨場感たっぷりに楽しめる「Cirque du Soleil's Kurios」を紹介する。

シルク・ドゥ・ソレイユの公演をかぶりつきで体感できる

 シルク・ドゥ・ソレイユは、直訳すると「太陽のサーカス」という意味で、カナダを本拠地とする世界的に有名なサーカス団である。ラスベガスやオーランド、ロサンゼルスに専用劇場を持ち、常設公演を行っているほか、ツアーショーと呼ばれる巡回公演を世界各地で行っている。日本でも、1992年の「ファシナシオン」を皮切りに、「サルティンバンコ」や「アレグリア」「キダム」「ドラリオン」「コルテオ」など、ほぼ毎年のように公演が行われており、シルク・ドゥ・ソレイユという名前を聞いたことがとか、見に行ったことがあるという方も多いことだろう。

 シルク・ドゥ・ソレイユの公演は、伝統的なサーカスの枠組みを超えた芸術性の高さが特徴で、特に衣装や大掛かりな舞台装置へのこだわりは他の追従を許さない。筆者もシルク・ドゥ・ソレイユのファンで、ラスベガスやオーランド、日本での公演を見に行ったことがある。芸術性が高いといってもサーカスなので、基本的にせりふはなく(あっても架空の言語だったりする)、小さな子どもでも楽しめるのだが、チケットがかなり高額で、しかもいい席はすぐに埋まってしまう。しかし、今回紹介する「Cirque du Soleil's Kurios」なら、そのシルク・ドゥ・ソレイユの公演を、かぶりつきで楽しむことができるのだ。

 Cirque du Soleil's Kuriosは、360度見渡せる映像コンテンツであり、いわゆるVR空間でユーザーがアクションを起こすようなインタラクティブ性はないのだが、単に客席から見ているのではなく、円形舞台の中に自分も立っているような視点からの映像になっていることが特徴だ。

 メインの演目は自分の正面で行われているのだが、横や後ろに顔を向けると、そちらにも出演者がいて、こちらに手招きしたり、話しかけたりしてくる。その演出が見事で、実際にその場で見ているかのような錯覚を覚える。アプリで楽しめる「Kurios」は、シルク・ドゥ・ソレイユ30周年記念作品であり、19世紀の産業革命の雰囲気を反映した作品となっている。

 このアプリでは、最初に全編をダウンロードして再生するか、ストリーミングで再生するかを選択できるが、安定した再生を希望するなら、やはりダウンロードをオススメする。ダウンロードサイズは700MBほどのため、本体ストレージの空き容量には注意が必要だ。

 再生中にGear VR本体右側にあるタッチパッドの中央ボタンをタップすると、再生が一時中断し、再び中央ボタンをタップすることで、再生が始まる。もちろん、Kuriosの公演の全てがこのアプリで見られるわけではなく、再生時間は約10分とごく一部のみだが、シルク・ドゥ・ソレイユらしい、美しい舞台装置と衣装、アクロバティックな演技を楽しめることが魅力だ。

 2回目や3回目の再生を楽しむときには、正面だけではなく、首を動かして横や後ろの様子を見るようにするとまた新たな発見がある。シルク・ドゥ・ソレイユのファンはもちろん、名前は知っているがまだ見たことはないという人も、VRならではの次世代映像表現を楽しんでほしい。

アプリデータ

アプリ名:Cirque du Soleil's Kurios

メーカー:Cirque du Soleil Media

価格:無料

ゲームパッド(コントローラー):不要


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