そして今回、筆者が衝動買いしてしまったのが、VAIOとビームスのコラボモデル第2弾となる「VAIO Z | BEAMS特別仕様<Monotone Crazy>」です。期間限定の受注生産モデルで、2016年5月31日に受注が終了したモデルとなります。価格は通常のVAIO Zフリップモデル+1万2000円(税別)でした。
これはBEAMSが洋服や服飾小物で表現してきた人気カラー「モノトーンクレイジー」をVAIO Zに採用したもので、フリップモデルをベースとして、天板の上部をブラック、下部をシルバーに塗り分けているのがユニークです。
カラーの配置としては、ヒンジに近い下部を暗いブラックにして、上部を明るいシルバーにしたほうが自然に思えますが、そこをあえて逆転させているところがBEAMSの主張だそうです。
キーボード面はシルバーカラーをベースとして、タッチパッドにブラックを採用しています(通常のシルバーモデルはタッチパッドもシルバー)。
BEAMSとのコラボモデルであることは、ヒンジ部にあるオレンジカラーのBEAMSロゴで分かります。ディスプレイを開けたとき、まず目がいくところにBEAMSのロゴがあるので、BEAMSファンにはうれしい瞬間です。
また細かいところでは、キーボードモードからタブレットモードに変形させる際、液晶ディスプレイを回転させると、その裏面に「VAIO × BEAMS」のレーザー刻印が隠されています。普段は隠れていて目にすることはありませんが、クルっと画面を回転させるときだけその存在を確かめられます。
オマケに「VAIO × BEAMS」のアイコンをデザインイメージとして制作されたキャリングケース「VAIO×BEAMS Icon Design PCケース」も買ってしまいました。13型クラス用が1万3000円(税別)でした。VAIOの勝色とBEAMSオレンジのツートンカラーに、ワッペンタイプのVAIO×BEAMSネームが表面にドドーンと入る、何ともド派手なインパクトのあるPCケースです。
ケースの内部は、PCを衝撃から守るクッションを内側の両面に配置していて、ファスナーは縦と横に大きく開口するので、PCの出し入れも簡単です。13型クラス用のケースはツートンカラーの中央部分にもファスナーがあって、ここにもアクセサリーを入れられるポケットがあります。
ソニーから分離した新会社になって、ビジネスツールとしてのWindows PCという意味合いが強くなり、質実剛健といったイメージが定着しつつある今のVAIOですが、こういった遊び心のある限定モデルが出てくるのは新鮮ですし、ユーザーとしてはうれしいです。
さて、ここまで高いパフォーマンスのWindowsノートPCであれば、メインマシンとしてデスクトップPC並に活用できないか、ということを考えたくもなります。
そこで次回は、VAIO Zにさまざまな周辺機器をつないで、強力なデスクトップ環境を整えることにチャレンジします。
→・次回記事:生粋のVAIOファンによる「VAIO Zデスクトップ化」計画発動
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.