携帯電話を顕微鏡に――Intelのアイデアコンテスト、優勝者を発表

» 2009年04月09日 07時00分 公開
[ITmedia]

 米Intelは4月8日、「テクノロジーを応用して世界の問題を解決する革新的アイデア」コンテストの優勝者を発表した。携帯電話を顕微鏡に変える方法など、さまざまなアイデアが寄せられたという。

 この「INSPIRE・EMPOWER Challenge」は教育、医療、経済開発、環境という差し迫った問題にテクノロジーを使って対処するためのアイデアを競うコンテスト。昨年夏に始まり、世界中から200件を超える応募があったとという。優勝者4人にはそれぞれ10万ドルが授与された。優勝作品は以下の通り。

  • CellScope:カリフォルニア大学バークリー校のダニエル・フレッチャー教授とそのチームが考案した、カメラ付きの携帯電話やNetbook(小型ノートPC)を高解像度の小型の顕微鏡に変えるアプローチ。CellScopeは画像を撮影して送信することができる。開発途上国で結核やマラリアなどの感染性の病気を診断する安価な手段になるという
  • Great Lakes Cassava Initiative(GLCI):非営利団体Catholic Relief Servicesのディレクター、マイケル・ポッツ氏が監督するプロジェクトで、ノートPCを使ってキャッサバ農家を支援する。情報交換の促進やトレーニングのリモート配信、作物の病気の監視などにノートPCを利用する

  • Mobile Solar Computer Classroom(MSCC):ウガンダのMaendeleo Foundationのエグゼクティブディレクター、エリック・モロー氏が考案した移動式のPC教室。ソーラーパネルを搭載したSUVに折りたたみ式テント、机、いす、IntelのClassmate PCを積み、学校を回って子供たちにPCスキルを教える
  • Rural Livelihood Enhancement:非営利団体Winrock Internationalのクリーンエネルギー部門ディレクター、ビベック・チャパゲン氏のプロジェクトで、ネパールの農村部で情報通信技術(ICT)サービスを提供する。電力網がないため、小水力発電や太陽光発電を利用する

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