モトローラは5月19日、NTTドコモが2009年夏モデルから提供する新たな位置情報サービス向けに、モトローラの位置情報サービスシステム「Motorola Mobile Advanced Location System(MALS)」を採用したことを発表した。
MALSはOMA-SUPL 1.0標準に準拠した位置情報サービスシステムで、モバイルネットワークとGPS衛星を使った測位でユーザーの位置情報を特定する。このシステムはゲートウェイモバイルロケーションセンターによってサポートされ、Assisted-GPSを最大限に活用。従来の単独GPS測位と比べて測位の時間が短縮され、精度が高いのが特徴だ。
MALSの採用によりNTTドコモのユーザーは、海外でも地図情報や店舗情報の検索サービス、目的地までのルート確認、歩行者用ナビゲーションなどの位置情報ベースのサービスを利用できるようになる。
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