2009年第4四半期の携帯電話市場、5四半期ぶり成長

» 2010年02月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

 2009年第4四半期の世界携帯電話市場は、5四半期ぶりのプラス成長となった。IDCが1月28日にこのような調査結果を報告した。

 同四半期の世界携帯電話出荷台数は、前年同期比11.3%増の3億2530万台。それまでは5四半期連続でマイナス成長となっていた。2009年通期では前年比5.2%減の11億3000万台だった。

 IDCは、第4四半期は主に、アジア太平洋地域と米国が市場をプラス成長に押し戻したとしている。また年間を通じてスマートフォンが好調だったという。消費者の好みが単なる音声通話からデータ通信へとシフトしているとIDCは指摘しており、2010年も、スマートフォンはラインアップの拡充と価格の下落で勢いが続くと見込んでいる。

 ベンダー別では、依然としてNokiaが首位に立ち、Samsung、LG、Sony Ericsson、Motorolaと続く。Nokiaはスマートフォンの新モデル投入で第4四半期に出荷台数を伸ばしたが、2009年通期ではマイナス成長となっている。SamsungとLGは第4四半期も通年でも出荷台数を伸ばしているのに対し、Sony EricssonとMotorolaは大幅に減少している。

2009年第4四半期 世界の携帯電話出荷台数(単位:百万台)
順位 メーカー 4Q09出荷台数 4Q09市場シェア 4Q08出荷台数 4Q08市場シェア 出荷台数伸び率
1 Nokia 126.9 39.0% 113.1 38.7% 12.2%
2 Samsung 68.8 21.1% 52.8 18.1% 30.3%
3 LG 33.9 10.4% 25.7 8.8% 31.9%
4 Sony Ericsson 14.6 4.5% 24.2 8.3% -39.7%
5 Motorola 12.0 3.7% 19.2 6.6% -37.5%
その他 69.1 21.2% 57.4 19.6% 20.4%
合計 325.3 100.0% 292.4 100.0% 11.3%
(資料:IDC)

2009年 世界の携帯電話出荷台数(単位:百万台)
順位 メーカー 2009出荷台数 2009市場シェア 2008出荷台数 2008市場シェア 出荷台数伸び率
1 Nokia 431.8 38.3% 468.4 39.4% -7.8%
2 Samsung 227.2 20.1% 196.6 16.5% 15.6%
3 LG 117.9 10.5% 100.8 8.5% 17.0%
4 Sony Ericsson 57.1 5.1% 96.6 8.1% -40.9%
5 Motorola 55.2 4.9% 100.1 8.4% -44.9%
その他 238.6 21.2% 227.6 19.1% 4.8%
合計 1,127.8 100.0% 1,190.1 100.0% -5.2%
(資料:IDC)

 IDCは2010年の携帯電話市場について、回復を予測している。景気回復と累積需要により、携帯電話メーカーにとっては明るい状況になる見通しという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー