日本通信は5月6日、国内外の通信キャリア向けに認証・課金システムなどの各種サービスを提供する、MCNE(Mobile Carrier Network Enabler)事業を開始すると発表した。
MCNE事業では、同社が得意とするプリペイド型やチャージ型サービス向けの認証・課金システムを中心とした各種サービスを提供。第1弾として地域WiMAX事業者向けに、クラウド型の認証・課金設備などを共用CSN(Connectivity Service Network)サービスとして提供する。このサービスを導入することで地域WiMAX事業者は、低コストで事業者間の認証連携が可能になるほか、各地域事業者が多彩な料金プランを提供できるようになるという。
さらに第2弾として、日本通信が日本市場向けに提供しているサービスを、米国のキャリア向けに提供する予定。すでに米国のモバイル通信キャリアとの間で認証・課金システムの提供について協議を進めており、まもなく試験用システムを提供するという。
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