高速データ通信のスピード比較、WiMAXがLTEを上回る――MMD研究所調べ:調査リポート

» 2011年01月24日 22時11分 公開
[ITmedia]
Photo 高速データ通信カードを使った地域別実測比較調査の結果

 MMD研究所は1月21日、NTTドコモ、UQコミュニケーションズ、イー・モバイルが提供する高速データ通信サービスのスピードテストの結果を発表した。全国主要都市合計20カ所で実施したもので、一部地域を除くほぼすべてのエリアでUQ WiMAXが最高速度をたたき出した。

 調査は1月7日から同13日まで、首都圏、北海道、中部、関西、中国、九州のJR駅など、全国主要都市20カ所で実施したもの。調査対象のデータ通信カードは、UQコミュニケーションズの「MW-U2510SS2」(UQ WiMAX)、イー・モバイルの「D41HW」(EMOBILE G4)、NTTドコモの「L-02C」(Xi)の3機種で、スピード計測サイトには価格.comの「ブロードバンドスピードテスト」を採用。平日14時から23時までの時間帯に同じ条件下で各3回計測を行い、最高速のデータを比較した。

 その結果、スピードでは首都圏の主要スポット、地方の主要都市ともに、一部の地域を除くほぼすべてのエリアでUQ WiMAXに軍配が上がった。

 今回の調査エリアでは、UQ WiMAXとEMOBILE G4はいずれも問題なく接続できたが、ドコモの高速データ通信は半数にあたる10カ所がLTEではなくHSPAの接続となるなどエリア面では物足りない状況だった。しかし、3Gモード(HSPA)への切り替えを含めて比べると、EMOBILE G4のエリアやスピードに迫る結果が得られた。

 なお、USB端末を接続してから回線につながるまでの時間を比べると、数秒の差ながら、UQ WiMAXが最もストレスなく接続できたとしている。


■各キャリアの高速データ通信サービス

キャリア サービス名 通信方式 通信速度
NTTドコモ Xi LTE 屋外:下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps、屋内の一部エリア:下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
イー・モバイル EMOBILE G4 DC-HSDPA 下り最大42Mbps/上り最大5.8Mbps
UQコミュニケーションズ UQ WiMAX モバイルWiMAX 最大40Mbps、上り最大10Mbps

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  8. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー