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» 2011年08月29日 07時32分 公開

平日の昼間から釣りがしたいから独立した私脱ガンジガラメの働き方(2/2 ページ)

[森川滋之,Business Media 誠]
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どちらを選んでも間違っていない

 一生懸命努力すれば、その分だけ成功する。私のように、これだけの努力でいいと決めている人間は、その分しか成功しない。その代わり、自由な時間を得られる。

 成功者の多くは、私のような時間の使い方は充実感がないと言うだろう。

 私も以前は、「怠け者」である自分を気に病んでいた。でも、そんなことは余計なお世話だと思えるようになって、自分の人生はまんざらでもないなと思えるようになった。

 人生は選択の連続であるが、1つ1つの選択に正しいも間違いもない。選択が1つ違えば違う人生があっただけのことだ。

 例えば、あなたが18歳に戻れたとしたら、どんな選択をし直すだろうか? 私は、せいぜいもっと勉強をし直そうと思うぐらいだが、仮にそうできたとしても、今とはまったく違う状況になっているだけのことだ。

 いま不足に思っていることは解消しているかもしれない。しかし、いま満足していることも失っているだろう。今の不足を解消し、満足していることはすべて残っている――そんな選択の連続は、まずあり得ない。あったとしても、結局は仮定の話に過ぎない。

 人生はたった一度きりのことであり、自分がしてきた選択に、正しいも間違いもないのだ。だから、一生懸命努力して成功の道を選ぶのもいいし、私のようにそれよりも自由な時間を大切にするのもいい。

 「これでいいのだ!」と心の底から言えるようになれば、そこにあるのは自由だけとなる。会社員だろうが、自営業者だろうが、経営者だろうが、アーチストであろうが、芸能人であろうが、専業主婦であろうが、何であろうが、この原則は変わらない。

 誠 Biz.IDを活用して、いろいろなしばりから自由になってほしい、と思う。ただ、上の原則を知らなければ「制度、ツール、システム、評価」のしばりから自由になったとしても、結局何も変わらないと嘆くことになる可能性が高いと思う。

ピンチのときに無駄遣いができるなら

 私は、いま、独立してから何回目かのピンチを迎えている。今年の初めから、つまり震災の前から、仕事が次々となくなっている。震災にとどめを刺された形になったが、そう言ってしまうのは言い訳だろう。

 これも、結局自分でそのように選択しているからなのだ。おかげで、新しい取り組みができるようになった。

 私はピンチのときには、何か1つ無駄遣いをすることにしている。今回は自転車(ロードレーサー)を買った。そんなに高くないが、安くもない。妻はちょっとだけいやな顔をしたが、止めてもムダだと知っているので、最後は笑ってくれた。

 おかげで人生の楽しみが、また1つ増えた。ピンチのときに無駄遣いができる性格なら、独立するのもいいかもしれない。

 この記事を書いている時、関東地方は久々の豪雨である。一瞬、自転車に乗って、ずぶ濡れになるのもいいかと思ったが、帰ってきてから廊下を掃除する羽目になることを想像して、やめた。

脱ガンジガラメの働き方

※この記事は、誠ブログ「突破口を開く一日一言:平日の昼間から釣りがしたいから独立した私」より転載しています。

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