SNSはメーカーにとっては販促のツールだけでなく、コメントによって客の生の声を知る場にもなる。湖池屋では今後、SNSで寄せられた声を反映させた新しい商品や企画、EC限定商品などの開発も考えているという。
一方で、SNSのプレゼントキャンペーンを今後も重視していく。湖池屋はコロナ禍で、ルームウェアをプレゼントする「じゃがいも心地」のキャンペーンや、テレワークのおやつに小さくて食べやすい「ハッシュドポテト」を提案するプレゼントキャンペーンなども成功させてきた。
堀崎氏は、プレゼントキャンペーンを続けるのは「応募してくれるユーザーの熱量の高さ」を感じているからだという。
「SNSではブランドの認知がどこまでできるのかが課題の一つです。その際に大事だと感じているのは、プレゼントに応募するユーザーの熱量の高さですね。自分から情報を取りにきてくれますし、ツイートをよく見てくださっています。
それに、プレゼントキャンペーンは、新たなファンを獲得するきっかけにもなります。フォロワーと公式アカウントでコミュニケーションをとることで、コアなファンが増えているのも確かです。これからもプレゼントキャンペーンは、定期的に実施していきたいですね」
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