ワークマンはキャンプやバーベキューで火花が飛んでも燃え広がりにくい防融加工付き「FLAME TECH モンスターパーカー」を9月上旬に、アッパーとソールに防炎加工の付いた「防炎キャンパーモック」を8月下旬に発売する。人気を博しているキャンプ関連製品を充実させることで売り上げを向上させる狙い。
同社の火花対策製品は、もともと「溶接工」用の綿パーカーから始まっている。当初は年間3000着ほどしか売れなかったものの、SNSでアウトドアにも使えることが拡散され、独自に製品を改良した。すると、年間10万着単位で売れる大ヒット商品になったという。
「FLAME TECH モンスターパーカー」は、キャンパーやバーベキュー用の火花に強い防寒ウェア。本製品の表地は三菱商事ファッションと共同開発した、ポリエステルなのに綿素材より燃え広がりにくい防融加工の「FLAME TECH」を使用している。
ただ本製品最大の売りは防融加工ではなく、「洗える」ことだという。バーベキュー後に、髪の毛や衣類にこびりつく臭い対策として、本製品は洗えるダウンと耐久撥水の表地を採用。使用後は毎回でも洗うことを可能とし、10回洗濯しても防融機能が持続する。裏地には保温性の高いブラックアルミプリントを搭載し、保温能力も強化した。
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